航空ジャーナリスト 坪田敦史Webサイト(公式)
航空ジャーナリスト 坪田敦史Webサイト
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航空ジャーナリストの坪田敦史です。
インターネットのニュースWebサイト『THE PAGE』にて、ホンダジェットの記事を寄稿しました。
(THE PAGEはYahoo!JAPANのニュースサイトです)
『世界の空に挑む -- ホンダジェットの成算は?』
http://thepage.jp/detail/20150507-00000006-wordleaf
「ホンダ製」の飛行機が、今後、世界中の空を飛び回ることでしょう。
ホンダジェットを開発した藤野道格 社長とはノースカロライナ州の本社でお会いした以来8年ぶりに再会しました。写真は仙台空港にて。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
6/19(木曜の深夜)、24:35~『NMBとまなぶくん』
関西テレビで放送されます。
(番組情報↓クリックお願いします)
http://www.ktv.jp/manabu/index.html
ローカル番組ですが、どうぞご覧下さい。
-------------番組ホームベージより抜粋----------------------
NMB48 かまいたち 【講師】 坪田敦史 【ダブりの先輩ゲスト】 天竺鼠
「空の旅の裏側に迫る!飛行機のヒミツ」
1時間目は大空を飛ぶ「飛行機のヒミツ」について学びます。今や私たちのレジャーやビジネスに欠かすことの出来ない"飛行機"。今日は普段飛行機に乗り慣れている人でも初めて聞く情報のオンパレード!自らパイロット資格を持つ航空ジャーナリストの坪田敦史先生が航空業界の驚愕の裏側を大公開します。
機体がガラス張りで雲海や夜空が眺められる…NMB48も「乗りた~い!!」と叫んだ未来の飛行機!深さ600mの断崖絶壁…パイロットを絶叫させる超デンジャラスなヒマラヤ山脈にある空港の衝撃映像!さらに、明日友達に自慢したくなる飛行機のマメ知識など、メカ好きの男子もパイロット好きの女子も興奮するオモシロ情報満載。これを見れば、飛行機の虜になること間違いなし!!
航空ジャーナリストの坪田敦史です
3月31日、ANAのジャンボ(ボーイング747)の最終便が飛びました。
国内の旅客便としては、最後の便ということで、大勢のファンが羽田空港で別れを惜しみました。
私もジャンボと共に育った世代です。空港に行けば、必ずジャンボがいましたし、数え切れないほど搭乗しました。
「ジャンボ」がある風景が当たり前だったのです。しかし、近年どんどん機数が減り、羽田の雰囲気も変わってきていました。そして遂にJAL、ANAの全機が退役。感慨深いものがあります。
国内線でこれだけ多くのジャンボが飛んだ国は、世界でも日本だけです。
特に、機内に入ってすぐ階段を上り、「2階席」に座るというのは、やっぱり良かったですね。
今回TVの報道番組でも747(ジャンボ)の魅力や特徴について解説させて頂きました。↓TBS系列『ひるおび』4/1放送 ~「さよならジャンボ ボーイング747「ひるおびハテナ」のコーナーにて。
(番組レビュー)
さよなら“ジャンボ”なぜ?44年の歴史に幕!http://jcc.jp/news/8191831/
(↑)那覇空港を出発するバニラエアのエアバスA320、2号機(JA02VA)
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
少しレポートが遅れましたが、先月バニラエア(国内線)に搭乗してきました。昨年12月に就航したばかりのLCCで、「成田~那覇」の往復フライトです。
正直、前身の「エアアジア・ジャパン」は、あまり評判が良くなかったと思います。
ですが、バニラエアのスタッフの多くは、エアアジアJから引き継いでいますが、ブランドイメージやサービス内容も一新して、とても心地いい航空会社に生まれ変わったと感じました。
まだ路線数が少ないので、どんどん機体や路線数を増やして、利便性を高めてほしいと思います。
詳しくは、観光・旅行ガイドWebサイト『たびねす』に私のレポート・評判が掲載されていますのでご覧下さい。
『乗ってみた!就航ホヤホヤの新LCC、バニラエアで沖縄へ行こう!』
http://guide.travel.co.jp/article/3235/
〔※画像は全てクリックで拡大〕
(↓)成田を拠点に運航するバニラエアに搭乗。機体後方ドアからも搭乗する方式は行っていない模様。
(↓)成田空港のバニラエアのチェックイン・カウンター。第2ターミナル内のバニラエア専用搭乗口を利用している。
(↓)成田空港バニラエア専用の搭乗待合室にあるコンビニ。ここで買った飲食物を持ち込んで機内で食べても構わない。
(↓)那覇空港LCC専用ターミナルの搭乗待合室。国内線ターミナル本館からバスで移動する。実はここは貨物地区を改造したもので、倉庫に椅子を並べたような印象。ただ、機体がすぐ近くに止まるので、乗り降りに際して歩く距離は短いだろう。一番奥に見える「ドア」が搭乗時のゲート。
航空ジャーナリスト・坪田 敦史です。
本日、ラジオ J-WAVE(81.3 FM)、朝の番組に出演しました。
TOKYO MORNING RADIO
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
http://www.j-wave.co.jp/
別所哲也さんからの電話インタビューでお話しました。
KONICA MINOLTA MORNING VISION
というコーナーの中で、『2014年の航空業界の展望』と題し、
今年1年の航空業界の動き(成田空港、羽田空港など)、JAL、ANAそして最新のLCC事情を、まとめて紹介しました。
番組レビューは(↓)をクリックして下さいませ。
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/vision/index.html
BACKNUMBERは---2014.1.8放送分---をクリック
聴いて頂いた皆様、ありがとうございました。
パイロットの資格を持つ航空ジャーナリスト、坪田敦史です。
TVドラマ『ミス・パイロット』も終話しましたね。
小型機のコクピットから見える景色。
名古屋空港(県営名古屋空港/小牧)のランウェイ34に最終進入中。
正面に見えている滑走路の先端を狙って、進路を維持、降下。同時に管制塔と無線交信をして「着陸許可」をもらう。滑走路から5マイルといったところ。
このとき、外の景色も、手前の計器も、同時に見ている。緊張の数分間だ。
天気が良い日の夜間飛行は、こうして正面に宝石をちりばめたような景色が見られる。
パイロットだけしか味わえない世界かも。
『ミス・パイロット』のように、みんなも厳しい訓練を乗り越えて、パイロットになろう。他の人が絶対体験できない世界に、ぜひ足を踏み込んでほしい。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
本日、テレビ朝日で放送の特別番組『世界マップダイバー』にて、私が以前、撮影取材したジブラルタル空港の様子が放映されます。ぜひ、ご覧下さい。
『世界マップダイバー』
2013年11月30日(土) 15:30 ~ 17:25
http://www.tv-asahi.co.jp/pr/sphone/20131130_05078.html
◇番組内容
☆ポリネシアの不思議な輪っかの島マタイヴァに日本のテレビが初潜入!沖縄出身・山田親太朗が調査!
☆オーストラリアの直線の鉄道インディアンパシフィックをクリス松村が調査!
☆無数の島で構成されるカナダ・サウザンドアイランドを篠原ともえが調査!
◇出演者
クリス松村
篠原ともえ
山田親太朗
石原良純
(↑クリック拡大) フジドリームエアラインズ エンブラエルEMB-170(JA01FJ) 県営名古屋空港~丘珠空港を往復
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
本日、丘珠空港。記念すべき、初のジェット機のチャーター便が運航されたので取材に行ってきました。
土曜ということもあり、デッキは見物客で溢れていました。
ただ今年7/7に試験運航で飛来したのと同じ機体で、ちょっと残念(?)みんな、他の色を期待してたと思うのですが。特にこの1号機、かなり色褪せてきています...
丘珠は札幌市内にありながら、のどかな景色がいいですね。
エンブラエルが就航してくれると、本当に面白くなりそうです。
久しぶりに丘珠のデッキに行きました。背景のモエレ沼の山の頂上が前は見えていたのですが、樹木が成長して....あらら(?)
地元との交渉や運航に関する調査は続いていますが、今後ジェット定期便就航や空港の再発展は、利便性も良く、現実的かと思います。オリンピックに向けて、北海道も観光客の移動が多くなることが予想されます。空港まで地下鉄延伸の計画も持ち上がっているようです。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
本日発売の月刊『リベラルタイム』12月号
(リベラルタイム出版社/11月5日発売/500円)
この本は、コンビニや駅キオスクなどで販売しています。
http://www.l-time.com/
新「交通」大図鑑
と題して、航空、鉄道、船などの最新情報が掲載されています。
http://www.fujisan.co.jp/product/1276354/b/1007728/
私は航空について記事を担当しています。テーマは、
「LCC」より安い航空大手の「パックツアー」と「事前予約」
日本の旅行客は、ツアーパンフレットを見てパッケージで旅行商品を買う人の割合が多いという現状があります。従って、LCCの航空券を単品で購入しても、本当に旅費全体が安くなるかどうかは疑問なところです。
詳しくは、本誌をご覧下さいませ。
なお、新しいLCC「バニラエア」は、旅行者のニーズに応え、パッケージ商品に積極的に参入することを考えているそうです。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
今日発売の月刊誌『MAMOR』12月号(マモル)に、私のコメントが掲載されています。(扶桑社/10月21日発売)
「国産・最新装備品を紹介」と題した特集記事。
http://www.mod.go.jp/j/publication/kohoshiryo/mamor/
http://www.fusosha.co.jp/mamor/index.html
日本が現在開発中の「輸送機XC-2」について。
http://www.mod.go.jp/j/publication/kohoshiryo/mamor/201312.html
XC-2は世界で運用される新型輸送機の中でも、非常に高性能な機体だと言えます。その根拠について、短文ではありますが、載っています。
ぜひご覧下さい。
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航空ジャーナリストの坪田敦史です。
拙著、新刊案内です。
『戦慄のロボット兵器 (DIA COLLECTION)』
石川 潤一 (著)、後藤 仁 (著)、坪田 敦史 (著)
(ダイアプレス刊、9月26日発売、600円)
http://diapress.jp/archives/3445.html
amazonで見る
コンビニ他、全国書店で発売開始されました。
ライター3名共著による新刊です。
私は無人航空機について解説を担当しています。
本のタイトルは少し物騒な印象があるかもしれませんが、アメリカを中心に世界で使われている無人航空機とは、どんなものなのか。解説はそこに重点を置いています。
パイロットが乗らない航空機として、技術的には非常に優れたものです。
無人機を使用することのメリット、デメリットについても解説していますので、ご一読下さい。
いま、国際的にも「ロボット兵器」が話題、議論になっています。
ただ、現代の無人機の目的は、まだまだ偵察(情報収集)が主体で、すぐさま自動攻撃兵器として使われるというような認識は、ちょっと違うことを改めて知って頂きたいと思います。
※コンビニ価格で買って頂けるタイプの、文庫本です。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
本日放送されたTBSのお昼の情報番組
『ひるおび』
http://www.tbs.co.jp/hiru-obi/
にて私のコメントが紹介されました。
「五輪開催地決定まであと3日!
東京に決まったら国民生活は?」
~2020年東京五輪になったら...
生活への影響や変化を徹底予想~
ということで、東京のインフラ整備について
各専門家のコメントが次々と紹介されました。
私は、羽田空港の国際線発着がもっと増えることなどをコメントしました。
航空専門家の坪田敦史です。
拙著でありますが、新刊案内をさせて頂きます。
タイトルは、
『日本で見られる軍用機ガイドブック 』
イカロス出版から、定価1700円(7/8発売)。
その名の通り、日本で見ることができる自衛隊機と米軍機のガイドブックです。さまざまな機体のデータ(写真と図面を含む)が載っており、とても便利な1冊です。
いま店頭に並んでいるので、ぜひご覧下さい。
イカロス出版
http://www.ikaros.jp/
イカロス出版(日本で見られる軍用機完全ガイド)
http://secure.ikaros.jp/sales/list.php?tidx=0&ID=2941
■「軍用機を見分けるポイント」を機種ごとに解説!
写真と図で外観の違いがわかる! 所属部隊と基地がわかる! 部隊マークがわかる! シリアルナンバーが確認できる! 「軍用機を見分けるポイント」を機種ごとに解説!
パッと見て、機体の違いや特徴がわかるようになりたい!
そんな軍用機ウォッチャーのための「軍用機を見わける本」です。
空自のF-15改、そしてオスプレイ、EA-18Gグラウラー、MH-60Rなど米軍の最新鋭機もすべて収録!
著者/坪田敦史
ISBNコード:978-4-86320-753-0
刊行種別:書籍
発売日:2013年07月08日
サイズ:A5判
ページ数:170
定価:¥1700(税込)
【本書の内容】-----------------------------------------
自衛隊機と米軍機120機を、覚える・見分ける・違いのわかる決定版!
日本国内で活躍する自衛隊、在日米軍の軍用機は100種類以上。F-15戦闘機ひとつをとっても、航空自衛隊のF-15J/DJ、米空軍のF-15C/D/Eと5種類もあるのだが、それに加えて能力向上改修などによって細部が異なっている機体も沢山ある。さて、その「違い」わかるだろうか?
チェックポイントさえきっちり押さえておけば、そのF-15が「何者」であるのか、たった1枚の写真からだけでも確実にわかるのだ。本書は、外観からわかる機体情報の「読み取り方」ポイントを、多角的に、わかりやすくまとめたもの。この1冊を手に取れば、軍用機の見方もどんどん変わるはずだ!
(目次)
・航空自衛隊機
・海上自衛隊機
・陸上自衛隊機
・アメリカ空軍機
・アメリカ陸軍機
・アメリカ海軍機
・アメリカ海兵隊機
・巻末資料
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
ここ数週間、全国的に航空自衛隊のスクランブル(戦闘機の緊急発進)が多発しています。私も先週、千歳基地でF-15が2回スクランブルに出動したのを取材していました。
北方海域で中露の演習があったようですが、それとは別に、昨日、メディア各社は防衛省の発表として、中国軍機が南西方面のルートを通過したことを報じました。
これは、ロシアの輸送機アントノフAn-12を中国が独自改造し、Y-8(運8型)として、偵察機や電子スパイ機などに使われている機体です。
航空自衛隊では、Y-8を通称「ヤンキー・エイト」のコードネームで呼んでいます。
実は、私は以前、この「Y-8輸送機」を、中国で取材したことがあります。機内に入っての撮影も可能でした。少し前の写真ですが、ご覧下さい。
*中国で筆者が撮影したY-8(↓クリックで拡大)
(読売新聞サイトより)-------------------------
中国軍機、沖縄本島・宮古島間を越え太平洋へ
防衛省は24日、中国の軍用機「Y8」が同日午前から午後にかけ、沖縄本島と宮古島間の公海上を往復飛行するのを確認したと発表した。
これに関連して、小野寺防衛相は同日、記者団に「初めて中国軍機が太平洋に達した」と語った。中国海軍の艦艇は2008年頃から沖縄近海を往来し、太平洋での訓練を常態化させている。同省は軍用機を飛行させた中国側の意図などについて分析している。
同省統合幕僚監部によると、同日午前、航空自衛隊のレーダーが中国軍機を探知し、戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。Y8は両島間の上空を通過して、沖縄本島の南南東約700キロ付近の太平洋上でUターンし、ほぼ同じルートで戻ったという。
(2013年7月24日20時22分 読売新聞)
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
7/18(木)放送のニュース番組『JAM THE WORLD』では、夏休み直前情報ということで、最近のLCC(格安航空会社)事情を紹介します。
九州で新しく就航予定が発表されたリージョナルLCC「リンク」の話を中心に、最新の情報を詳しく私がコメントします。
去年は「LCC元年」と言われ、国内で3社が立ち上がりましたが、早くも「エアアジア・ジャパン」は、ANAからの出資が断絶されることになり、経営はうまくいっていません。今後、LCCは本当に成功するのでしょうか?
20:20頃~出演予定。ナビゲーターは竹田圭吾さんです。
番組『JAM THE WORLD』
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/contents.html
コーナー「CUTTING EDGE」
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/cut/130718.html
(『ニューズウィーク日本版』元編集長)
------------(番組公式サイトより)--------------
新しい<地域LCC>の動き、そして夏休みにLCCを利用する際の注意点などについて(TEL:航空ジャーナリストの坪田敦史さん)
格安航空会社 LCCで今、主要都市と近い距離の地方都市を低価格で結ぶ
<地域LCC>の存在が注目されています。
今週、福岡と北九州の空港を拠点にする新規航空会社「リンク」が、
宮崎や松山への路線を、来年の春に就航すると発表しました。
そんななか、日本のLCC市場には現在、6カ国11社が乗り入れていて、
順調なキャリアもありますが、なかには運賃の競争激化などで、
今後、再編や戦略強化の動きが加速するのでは?という見方もあります。
そこで今夜は、LCCを取り巻く環境や今後の動き、
そして夏休みにLCCの利用を考えている方への注意すべきポイントなどについて、
航空ジャーナリストの坪田敦史さんに伺います。
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
bayfm78
http://www.bayfm.co.jp/
7/11(木)朝5:00~放送
『POWER BAY MORNING』にて
コメント出演します。
http://www.bayfm.co.jp/table/thursday.html
LCC(格安航空会社)を使った夏の旅の楽しみ方について、私が番組内で詳しくコメントします。
アメリカで777旅客機の着陸事故が発生したばかりなのでで、飛行機乗るのが不安に思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その辺の安全性についても、少しお話ししようと思います。(内容はクリック→) 7月11日(木)のメニュ~☆
ベイFMは千葉県のFM局。千葉近郊のほか、関東ではインターネットでも試聴できます。(リアルタイムのみ)
radiko.jpにて
(デリナビのブログTOP)
http://web.bayfm.jp/pbm/
--------------(番組ブログより)-----------------
7月11日(木)のメニュ~☆
●7時のデリナビ(7:30)
ANAがエアアジアとの共同事業の解消を発表。LCCはどうなるのか!?
そして航空機の事故の話も連日聞こえてきますが、大丈夫なの…?
夏休み前に、安心な空の旅のための情報を航空ジャーナリストの坪田敦史さんに伺います。
------------------------------------------------
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
私が創刊号から取材、執筆に携わっている航空雑誌、月刊『Jウイング』(イカロス出版 刊)は、次号(9月号=7/20発売)で創刊15周年を迎えます。
まず、いま発売されている今月号(8月号)の内容を少し紹介します。
イカロス出版
Amazonで見る
私は、毎月「フィーバー」と名付けた読者写真投稿ページの解説記事を担当しています。
全国で撮影された航空機の写真が編集部に寄せられるのですが、今月号は、すごい!
6/1から横浜でアフリカ開発会議が開催されましたが、アフリカ方面からの要人特別機(VIP機)が多数、羽田空港に到着し、それらの写真をいっきに掲載しました。
例えば、南アフリカ大統領が乗ってきた航空機は、どれ?
普段日本で見ることができない16機もの特別機が飛来しました。
まさに世界の「政府専用機」特集です。それが軍の航空機だったり、航空会社の機体だったり、国によって多種多様。そのVIP機が導入された経緯や時期など、機体データもしっかり書いています。
羽田空港の記録としても非常に貴重で、永久保存版にしてほしいと思います。ぜひ1冊、手に取ってご覧下さい。
「フィーバー」には毎月30枚程度の航空機写真が掲載されるので、年間にすると400枚近く。創刊から今までに、このコーナーだけで、5000枚以上(=のべ5000機)もの航空機の解説記事を書いたことになります。
「継続は力なり」。今や、どんな航空機を見ても、私なりに解説は可能です。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン』 (テレビ朝日・火曜19時~)
2013年6月11日(火)放送のトリハダ映像は・・・
『スクープてんこ盛り!一瞬たりとも目が離せない
超豪華3時間スペシャル!』
★航空パニック!ハイジャック犯VS 22歳美人キャビンアテンダント!
緊迫の16時間
入社わずか1年でチーフに抜擢された優秀なキャビンアテンダント、ニーラ、22歳。
残忍なハイジャック犯に制圧された機内の374名の乗客の命運は彼女にかかっていた!
悪夢のような16時間!乗客の命を救った彼女の驚くべき作戦とは!?
http://www.tv-asahi.co.jp/torihada/
【出演者】
■MC:石原良純・進行:加藤真輝子(テレビ朝日アナウンサー)
■ゲスト:中村俊介・ダイアモンド☆ユカイ・岡田圭右・瀬川瑛子・はるな愛・平愛梨
------(追記: OA終了後 2013.6.12)---------------------------
高視聴率でした。
番組をご覧頂いた方、ありがとうございます。
解説者として出演しました坪田敦史です。
イカロス出版
https://secure.ikaros.jp/sales/list.php?srhm=0&tidx=50&Page=1&ID=2907
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
この度、別冊本『日本のレスキューヘリ』(Jレスキュー特別編集/イカロス出版/2000円)が発売になりました。本屋に並んでいるので、ご覧下さい。
この本では、消防・防災ヘリをメインに、ドクターヘリ、海上保安庁、自衛隊ヘリなど、救助・救急で活躍している日本のヘリコプターを全て網羅しています。
まさに、ヘリのバイブルです。
私は、「広島県防災航空隊」や「埼玉県防災航空隊」を訪ね、AW139にて同乗取材するなど、取材と執筆を担当しました。
(以下、私が執筆しているページ)
■消防防災ヘリの新機種ガイド
アグスタウェストランドAW139(広島県防災航空隊)
■3機・新体制で動き出した
埼玉県防災航空隊 SAITAMA DPAS
■ヘリのディティールに詳しくなる(AW139)
■注目の災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)
■世界初のヘリ衛星通信システム(ヘリサット)
■なるほど!ヘリ講座
■ヘリコプター機種ガイド
■ヘリコプターの雑学
-----------イカロス出版Webより-------------
〔助けるヘリコプターのすべて〕
人命救助に活躍する日本のヘリコプターと、部隊活動の全容がわかる究極のビジュアル資料ムック。さまざまなミッションをこなす消防防災ヘリ、全国で増加を続けるドクターヘリ、登場し始めた医療系ヘリ、そして警察ヘリや自衛隊ヘリ、海上保安庁ヘリの救助活動。この一冊で救助系ヘリのすべてがわかる。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
運航停止になっていたボーイング787ですが、6月からの定期便就航を目指してANA、JALともに準備を進めています。
上の写真は4/29(日)、新千歳空港で目撃したANAの787 (JA809A)によるテスト飛行。
お客は乗せず、パイロットと航空会社関係の人達だけ乗って、調子を確かめていた。電気トラブルの明確な原因は特定できてない不安感はあるが、今後は飛行を重ね、実績を積み上げていくことで、安全性を証明する。
J-WAVE(81.3MHz)
5/2(木)放送のニュース番組『JAM THE WORLD』で、ボーイング787旅客機のトラブルと運航再開について詳しくコメントします。20:20頃~の予定。ナビゲーターは竹田圭吾さんです。
番組『JAM THE WORLD』
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/contents.html
コーナー「CUTTING EDGE」
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/cut/130502.html
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
イカロス出版の雑誌 『Jレスキュー Vol.63』
2013年5月号(4/10発売 1,200円)
http://secure.ikaros.jp/sales/list.php?srhm=0&tidx=49&Page=1&ID=2884
「最強の新人をつくる」
~人を助けるスペシャリストはどうやって誕生するのか?
今月号の特集では、この春、群馬県防災航空隊に新しく入った隊員の訓練模様を取材し、紹介しています。ご覧下さい。
群馬の防災航空隊は、ヘリコプター1機を保有し、尾瀬や谷川岳における山岳救助でも活躍しています。
パイロット等の運航要員は「東邦航空(株)」の所属で、救助隊員は県内で選抜された「消防隊員」です。
過去に数々の救助ヘリコプターを取材してきましたが、群馬のパイロットと救助隊員はスゴ腕です。そう実感しました。
Amazonで見る
群馬県防災ヘリコプター、ベル412EP「はるな」(JA200G)
ヘリに乗り込んで取材。群馬県の河川敷にて。
高度30mでホバリング中のヘリから新人隊員が救助活動のため降下していく。緊張の瞬間だ。
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航空ジャーナリストの坪田敦史です。
社会保険研究所が発行する『年金時代』(4月号)に私のコラムが掲載されています。
(4月1日発行/495円)
http://www.shaho.co.jp/shaho/shop/mg/nenkinjidai.html
目次一覧はこちら↓
http://www.shaho.co.jp/shaho/teiki/nenkin_jidai/n2013/n624.html
全国各所で読まれている冊子ですので、機会があればご覧下さい。
コラムは年金に関わる話ではなく、箸(はし)休めの記事です。航空ジャーナリストの仕事について書きました。気軽に読んで頂ければ幸いです。
(↓1冊ずつの入手は、こちらが便利)
http://www.fujisan.co.jp/product/1281692080/b/915709/
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
3/21発売の月刊『MAMOR』5月号(防衛省オフィシャルマガジン)。
(扶桑社/530円)
http://www.fusosha.co.jp/mamor/
特集「日本の空を守る航空管制」の中で、
航空の専門家が語る--航空管制の歴史&なるほど豆知識!
と題して記事を書いています。
Amazon
ぜひご覧下さい。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
忙しい時間を過ごしています。更新が滞ってしまいました。
最近、世界の空港で撮影した写真を紹介しましょう。(↓クリックで拡大)
マラガ国際空港(スペイン) イージージェットのエアバスA319
パブロ・ルイス・ピカソ空港とも。
地中海沿岸に位置する街で、背景の白い建物が美しい。
カルガリー国際空港(カナダ)エアカナダのエアバスA319
意外と雪が少なかった。国際線も発着しますが、ローカルな雰囲気が漂う。
ボラボラ空港(フランス領ポリネシア) エアタヒチのATR72-500
南太平洋に浮かぶ島、太陽の光が眩しい環礁の上に造られた空港。
空港内で荷物を運ぶのに、日本製の農業用?トラクターが使われていた。
なお、SKY MONOLOGUE別館では、過去に取材等で撮影した航空機写真を掲載中。こちらも合わせてご覧下さいませ。
『世界の航空機フォト・ライブラリー』
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン、そしてピーチ。
国内LCC(3社)の評価記事をネットメディアに掲載しました。
『格安旅行・ツアー・航空券の検索比較サイト』Travel.jp
Travel.jpの以下のコンテンツの中で、スクロールして一番下に「国内LCC(格安航空会社)の識者の評判を比べてみよう!」というコーナーがあります。
次をクリックしてご覧下さい。
Travel.jp ジェットスター http://www.travel.co.jp/lcc/jetstar/
Travel.jp エアアジア http://www.travel.co.jp/lcc/airasia/
→ エアアジア搭乗記
Travel.jpピーチ http://www.travel.co.jp/lcc/peach/
→ ピーチ搭乗記
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
明日放送の『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ)は2時間スペシャルです。
http://www.ntv.co.jp/marumie/
その中で、航空機のスリリングな映像をお届けします。
「飛行機の危険な着陸ランキング」と題して、10位~1位まで。
1位は凄腕ヒーローパイロットの、あの奇跡の着陸!もちろん全員無事!です。
映像は海外の番組で制作されたものですが、「世界まる見え!」用に私が監修を担当しました。
------------------------------------------------------
2013年1月28日(月)放送分
【絶体絶命 2時間スペシャル】
キャスト
MC : 所ジョージ 杉野真実
スペシャルパネリスト: ビートたけし
ゲスト: 生田斗真 小林幸子 野口啓代 松村邦洋 武藤敬司
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Yahoo!jJAPANテレビ番組表より 抜粋
●飛行機の危険な着陸ランキング
世界で起きた背筋の凍る様な飛行機の着陸シーンを
地上からの映像と飛行機内部の映像も織り交ぜて紹介していきます。
またこの時パイロットがどの様に勇敢に立ち向かったのか?
危険な着陸の衝撃映像をカウントダウン形式で紹介していきます。
------------------------------------------------------
※update= 2013/1/29
(以下は番組放送後に本稿をアップデート)
<監修>航空ジャーナリスト 坪田敦史
私もスタジオで収録に立ち会っていました。特に所さんと松村邦洋さんが飛行機に興味津々の様子でした。(坪田)
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
J-WAVE(81.3MHz)
1/10(木)放送のニュース番組『JAM THE WORLD』で、ボーイング787旅客機の安全性について詳しくコメントします。20:20頃~の予定。ナビゲーターは竹田圭吾さんです。
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/cut/130110.html
コーナー「CUTTING EDGE」
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/cut/index.html
番組『JAM THE WORLD』
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/contents.html
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※2013.1.16= update / この放送はANAの787が1/16に高松空港で緊急着陸する前のものです。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
マイナビニュース(旅行)に新しい記事を掲載しました。
飛行中、全エンジン停止! 乗客248名の運命は? - 過去の航空事故を検証
http://news.mynavi.jp/articles/2012/12/14/incident/
過去にどんなアクシデントやインシデントが世界で起きたのか、そしてどのように教訓が生かされ、現代の航空機の安全につながっているかというお話です。
私も航空機の安全運航を願う一員です。
短くまとめてありますので、専門的なところまでは踏み込んでいませんが、読みやすいと思います。
ご覧下さい。
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
bayfm78
http://www.bayfm.co.jp/
明日木曜(12/13)朝5:00~
『POWER BAY MORNING』にて
コメント出演します。http://web.bayfm.jp/pbm/
番組スタッフがLCCで北海道に行って来られました。
私はLCCの詳しくを番組内でコメントします。
http://web.bayfm.jp/pbm/2012/12/13/12月13日(木)本日のメニュー☆/
http://web.bayfm.jp/pbm/2012/12/13/『北の国まで-2012・冬』/
ベイFMは千葉県のFM局。インターネットでも試聴できます(リアルタイムのみ)。
radiko.jpにて
--------------(番組ブログより)-----------------
今日のパワーモーニングは『北の国まで 2012・冬』
格安航空会社で行く、小島タカヒロ 北海道弾丸ツアー!!
~陸路(likuro)じゃないよ空路(cuuro)だよ。いざ千歳空港(chitose)~
略してLCC!!
格安航空で快適な北海道旅行は実現できるのか?放送をお楽しみに!!
http://web.bayfm.jp/pbm/2012/12/13/12月13日(木)本日のメニュー☆/
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今年度から始まった新しい制度。
『特定操縦技能審査』の証明書がようやく届いた。
発行元である国土交通省・航空局が、発行準備に時間を要していたようだ。
私の審査結果、もちろん 『合格』 の印字がされている。
安全に飛行する上で必要な操縦技術と最新の知識を持っているか。
パイロットの資格は、こうして定期的な審査に合格してないと、維持できないのである。
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『SKY MONOLOGUE』別館としまして、11月から新しいブログを開設しました。
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世界の航空機フォト・ライブラリー
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http://tsubotch.cocolog-nifty.com/skymonologue2/
20年以上、写真を撮り続けていますので、今後少しずつ「撮り下ろし」「過去作」を含め掲載していく予定です。
民間機、軍用機、国内、海外、すべてのジャンルについて、ランダムにて。
(機窓、景色など航空旅行関係のイメージカット含む)
最近はメディア各社から航空機画像提供のご依頼も多く受けております。
サンプルになるものを掲載しておく意味もありますので、どうぞご覧下さい。
航空ジャーナリスト/坪田敦史
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航空ジャーナリストの坪田敦史です。
LCC搭乗記はアクセス数が多く、皆さん関心の高さがうかがえます。
やはり評判や口コミが気になるのでしょう。
今回も写真メインでレポートします。
新千歳→成田までのエアアジア・ジャパン搭乗レポートです。
【フォトレポート】
(↓クリックで拡大↓)
JR新千歳空港駅の改札を出たら、LCCに乗る方は、人の流れに任せて目の前のエスカレーターで上がってはいけない。左手方向に地下をずっと進んでいくこと。ロゴの案内表示は出てるが、迷ってる人は多い。
迷ったら確認して。LCC3社(エアアジア、ピーチ、ジェットスター)とも、それぞれ場所が異なるので要注意。
エアアジアのカウンター。手荷物を預けない人、ネットでチェックイン済みの人は、ここに来る必要なし。
ただし!手荷物検査場前で警備員さんによる乗客リストのチェックを受けてスタンプを押してもらわないとといけない。このアナログ的な作業は、なんとも理解しがたい。
搭乗するエアバスA320が到着してきた(JA01AJ)。折り返し出発まで20分足らずだった。
搭乗ゲート。スポット1番。ここは基本的にANAゲート。トーイングカーなども出資会社ANAの機材を借りている様子。しかし電光表示板に注目。すでに乗客がゲートを通過しているのに「BOARDING SOON」の文字。
「BOARDING SOON」であって、搭乗は開始してない。その理由はこの写真。まだ搭乗準備が整ってないのに、前便の客を降ろしたら、すぐに搭乗客をブリッジに並ばせる。この状態でみんな待ってる。こうした光景は初めて見た。
「LCCは座席が狭い」と言われるが、まあこんなもんだろう。「すごく狭い」と感じるかどうかは、乗る人の体のサイズの問題。
機内でなんか買って食べられると思ったら、機内食は「事前予約」のみ。
パイロット判断で積乱雲を避けて飛行。蛇行して飛んでいたが、うまく避けていた。これに突っ込んだらまずい(私もパイロットなので分かるが)。終始安定した飛行だった。
成田到着すると、地上職員が手作業でタラップを横付けしていた。LCCらしい安っぽさだが(表現良くないかもしれないが)、これはこれでいいと思う。近代的な大空港では、あまり見られない光景ではある。
成田で降りるときは、後方ドアからも降りられる。後方座席の人は、通路後ろ向きで待つこと。到着は定刻より5分遅れだったが、千歳離陸、成田着陸ともスムーズだったので問題なし。
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10月29日にテレビ東京系列で放送された『実録世界のミステリー』
で、解説者として出演しました。
(地方では、別の系列局、日時で放送しているようです)
取り上げたエピソードは、1996年にアフリカで発生したエチオピア航空961便のハイジャック事件。
海上に旅客機が不時着する惨事にはなりましたが、豊富な経験を持つ機長の判断もあり、結果的に約1/3の乗客が生還しました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/worldmystery/backnumber/20121029.html
・なぜハイジャックは起きたのか。
・航空機に燃料はどれくらい積んでいたのか。
・海上に不時着する結果となったのは、なぜか。
【さらに詳しい内容はこちら】
ナビゲーターは椎名桔平さんです。
視聴率も上々、人気の番組なので、今後も航空機の内容を取り上げると思います。
新たな「航空ミステリー」、ご期待下さい。
航空ジャーナリスト/坪田敦史
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
この夏からニュースで話題になった「オスプレイ配備」の件は、予想以上に大きな報道でした。
基本的にオスプレイは地味な航空機だと思っていましたが、この影響で日本中の誰もが知るニュースキーワードに。在日米軍や沖縄の基地問題を理解する上で、よい材料になったと思います。
多くの報道関係者から取材を受けましたが、私は航空機専門家の立場ですから、安全か危険かではなく、機体のメカニズムや飛行方法など、冷静に解説することに努めました。
沖縄の記者の方も、コメント収録のため、東京まで私を訪ねて来られました。
琉球放送9月26日の「RBCザ・ニュース・スペシャル」や10月15日放送の「RBCザ・ニュース」に出演。(右)
その他、フジテレビの「新報道2001」やテレビ朝日の「報道ステーション」でも解説しました。
活字メディアでは、子供向けの新聞でも取り上げられました。
『中日こどもウィークリー』(9月1日版/中日新聞社発行)(下)
飛行機のことや基地問題は難しいテーマですが、分かりやすく編集されているので、とても感心。
私は専門誌の記者として、いつもは取材する側ですが、ときにされる側にも。
だから、取材される人の気持ち(緊張感)も、取材するスタッフの熱意もよく分かるので、そうした経験が次の仕事に生かせるんです。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
先週は国際航空宇宙展(JA2012)に参加していました。右はボーイング787のコクピット・シミュレーターを操縦する筆者。
見本市・商談のメイン会場は名古屋ポートメッセ、実際に航空機を展示する会場はセントレア(中部国際空港)で、2カ所で開催されました。簡単にレポートします。
海外でのこうした展示会には、仕事でよく行くのですが、日本での催しは滅多になく、航空産業界にとっては貴重な機会でしょう。今月発売する航空雑誌などで、私がJA2012に関する記事を書いています。
---Japan International Aerospace Exhibition---
↓開発中の三菱MRJ。機内の実物大模型の展示、30分待ちの行列
↓ヘリコプター売ってます。アグスタ・ウェストランド(欧州企業)
↓ブルーインパルスが飛行する時間、展示場は客でごった返した
↓大勢客が見物する中、飛行展示が行われた
↓これもエアショー? いえ普通の定期便。ジャンボが間近に(空港は通常営業)
↑注目を集めているオスプレイの「転換モード」
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
ここ数ヶ月、オスプレイに関するマスコミからの問い合わせが多いです。
7月に私のブログで紹介したV-22別冊本を読んだ方々からも反響を頂きました。マスコミはもとより、防衛省の方々も、この本を買って勉強していた!というのは内緒(?)
http://tsubotch.cocolog-nifty.com/skymonologue/2012/07/--36db.html
特にオートローテーションに関する見解は、私が書いた通りの内容で結果的に落ち着いています。9月の防衛省発表も、ほぼ同じ解釈です。
(だから言ったでしょうに。>森本大臣)
昨日、普天間基地にオスプレイが配備されたタイミングもあるので、私が雑誌に掲載した内容を少し紹介しておきましょう。
【坪田敦史のオスプレイ取材レポート(抜粋)】
パイロットの見地からすれば、ティルトローター機のメカニズムと飛行理論のすべてを新しく理解した上で、実際の操縦を覚えることは、それなりにハードルが高い。
コンピューターに頼らざるを得ない領域と、人間が持つアナログな感覚を常に組み合わせて、操縦操作を行わなければいけない。飛行機とヘリコプターの「いい部分」を取った以上、別の「難しさ」が生まれた航空機であることも、また疑いのない事実だ。
オスプレイのパイロットは、基本的にヘリコプターから機種転換する形で教育が行われており、同時に固定翼機での操縦訓練も実施しながら、ティルトローター機特有の操縦方法を学ぶシラバスになっている。ヘリコプターの操縦は、一般的に飛行機よりも難しい。したがって、ヘリコプターの飛行経験がない固定翼機のパイロットが、いきなりオスプレイの操縦を覚えるのは無理がある。
筆者はオスプレイが海兵隊部隊に配備されて間もない頃からアメリカで運用の様子を取材してきた。今年、日本で「オスプレイ騒ぎ」になる前に、訓練部隊のパイロットにインタビューしたことがあるので、少しだけ一問一答を紹介しよう。
【米軍パイロットへのインタビュー】
・オスプレイの操縦は難しいのですか?
「まあまあだね。操縦そのものは難しくない。でもまったく新しい機体だからシステムを覚えるのが大変だよ。あとは緊急時の操作が、ヘリコプターとは全然違う」
・オスプレイのパイロットを希望したのですか?
「私はシーナイト(CH-46)のパイロットだったから、必然的にオスプレイへの機種転換訓練に移った。それは仕方ないことさ」
・今はヘリコプターとオスプレイは、どちらが好きですか?
「オスプレイの操縦はエキサイティングだね。ただ訓練は易しくない。長年ヘリコプターを操縦してきたし、これからもヘリコプターを操縦することはあるよ。どちらも興味深いね」
・さきほど見た戦場のデモンストレーションでは、ほとんどが自動制御なのでしょうか?
「そうだ。ホバリングもツマミを回すだけで適切な高度を維持してくれる。システムは素晴らしいよ。ただ、飛行状態をモニターするのにパイロットは少しナーバスになっているかもしれない」
【まとめ】
航空関係者や専門家は、この機体について冷静に分析しているので、オスプレイが「危険な航空機」だとコメントする人はいない。開発時に事故を起こす例は珍しいことではないし、それだけをもって「欠陥機」などと評価することもない。
一方、一般のマスメディアや普天間配備を好ましく思わない人達は、やはり事故を起こした前例や騒音などを取り上げ、それを問題視する。これも当然のことだろう。
ただ、こうした賛否両論のぶつかり合いは、他方の意見や考え方をも受け入れる気持ちがなければ、発展的な議論にならず、あまり意味がない。
私は「ジャーナリスト」を名乗っているが、「航空」という専門分野においてマスコミや専門誌(読者/リスナー)に正しい知識を提供するのが仕事だ。
したがって、オスプレイの賛否に関するオピニオンはブログでは書かない。
「危険」だけが一人歩きしたマスコミ報道ではあったが、一連の「騒ぎ」は、市民が「オスプレイとは、どんな航空機なのか」を知る手がかりにはなったと思う。
オスプレイについては、〔イカロス出版〕発行の別冊本に詳しく記載しているので、一冊手に取って見て下さい。
V-22-オスプレイ-世界の名機シリーズ
----写真はすべて坪田敦史 撮影----
回転翼(ヘリコプター)モード
固定翼(=いわゆる飛行機)モード
パイロットの資格を持つ航空ジャーナリスト、坪田敦史です。
「航空評論家」や「航空ジャーナリスト」の肩書きで活動している人達でも、実際に飛行機の操縦ができる人はほとんどいなくて、私は珍しいほうです。
操縦資格のみならず、私は日本、カナダ、アメリカの航空身体検査をパスし、それぞれの国で飛行できる資格を維持しています。いたって健康体です。
重要なことですが、全てのパイロットは「航空身体検査」を受けて、健康基準をクリアする必要があります。
これはパイロットの業務をして問題ないことを示す国が発行する資格の一つで、専門医によってメディカルチェック(メディカルテスト)と呼ばれる検査を一人一人行います。
操縦資格は生涯有効なのですが、メディカルは定期的な検査でパスしなければいけません。合格しないと、実質的にパイロットの資格を失うことになります。
有効期限は年齢に応じて決められており、日本では最近制度が変わり、私の場合は、今後2年半有効の証明書を持っています。
「パイロットは視力が良くないと...」と思っている方も多いのですが、メガネを掛けても大丈夫です。ただ視野、色覚、眼圧の検査もあります。正面を見て操縦しているとき、左右から来る飛行物体に早く感知できる視野がないとだめ。
私の知っている人では、耳が痛くて気圧の差に体が対応できなかったり、何度飛んでも乗り物酔いを克服できず、訓練中にパイロットの夢を諦めた人もいます。
「パイロットが心臓発作で飛行中に倒れ、乗客が無事に飛行機を着陸させた」
なんていう驚きの実話もありますが、こうした検査制度があるので、基本的に世のパイロットは大丈夫です。
↓日本(国土交通省)、カナダ(運輸省)、アメリカ(連邦航空局)が発行した航空身体検査・証明書。
国によって検査基準は多少異なる。言語、意思疎通の能力も検査されるので、カナダとアメリカの身体検査にパスするには英語力が問われる。
航空ライターの坪田敦史です。
月刊誌『Jウイング』(イカロス出版)の10月号が発売されました。
http://www.amazon.co.jp/
取材で酷暑の沖縄に飛び込んできました。
尖閣諸島の問題も気になる今日ですが、南西区域の防空を担う戦闘機の取材。
「南西航空混成団」の特集が掲載されています。
久しぶりにライター坪田とカメラマン伊藤のコンビによる最強企画。
太陽がギラギラ照りつけるF-15。伊藤久巳氏の素晴らしいカットが表紙を飾っています。
南混団の司令官インタビューも実現したほか、アラート待機(スクランブル発進)の取材も許可されました。
存分にご覧下さい。
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
話題のジェットスター国内便に乗ってきました。心地のいい飛行機でしたよ。
ただ運航は遅延していて、乗務員の方々のバタバタ作業が目に止まりました。相当急いでいたんだと思います。
→出発時、男性客室乗務員の方のアナウンスが早口で、何言ってるか分からないほど。
→プッシュバック開始した瞬間に「乗務員はドアモードをアームドへ」
急いでるときも落ち着いて業務をこなして欲しいと思います。バタバタ感は「この便、大丈夫か?」とお客に不安感を与えてしまいます。ドアモードの失敗は以前P社がやっちゃいましたし。
【気づいた点】
・新千歳空港ではオーストラリア人(?)と思われるクルーが、機外で出発準備作業をしていた(マーシャラー兼務の様子)。
・搭乗すると、お客の荷物をオーバーヘッド・ストレージに入れる作業を積極的に!客室乗務員の方が手伝っていた(→スカイマークの姿勢に対抗か)
・離陸後ベルトサインが消えるタイミングがやけに早い。新千歳空港を北向きに離陸し、南向きへの右旋回を終了してすぐ(右手にまだ空港が見えている)ベルトサインが消えた。
【評判は?】
ジェットスターの評判は結構いいのではないでしょうか。ただ「乗るのも着くのも遅れた」と感想を漏らしてる人が多い。遅延が増加する一番の要因は、やはり成田の発着遅れにあると思います。
私の搭乗便の場合、機材到着45分遅れ。出発は40分遅れに取り戻し、成田着は30分遅れ。
LCCはフライト時間に余裕を持たせているので(※)、こうして10~15分くらいの時間取り戻しは可能でしょう。成田が混雑して発着が遅延するときは、「着陸」より「離陸」のほうが時間掛かりそうなので成田出発便のほうが要注意です。
荷物を預けた際、成田では受け取りまで時間掛かる。荷物がターンテーブルに出てきたのは到着から25分後くらいになっていた。これは国際線なみの遅さ。
(※)フライトタイムは新千歳→成田で1時間40分。
他社の羽田便(成田よりも若干飛行距離が長い)だと1時間35分。
(ちなみに新千歳の到着から出発までのターンアラウンドは30分)
【坪田敦史のフォトレポート】(クリックで拡大)
新千歳空港の「0番」スポット。私もこの場所に足を踏み入れたのは初めて。こんなエスカレーターがあったとは? 実は新国際線ビルが開業する前に国際線が使っていた場所で、以前の国内線とは隔離されていた。
エスカレーターを上っていき「0番」搭乗口。後ろの売店のシャッターが軒並み閉まってるが、国際線時代ここに店があったのだろう。待合室の椅子が簡素だった・・・
電光掲示板になってない原始的な出発案内がLCCらしさを演出(?)
離陸後、右手に新千歳空港が見える。このタイミングでベルトサイン消灯。旋回終えたばかりで、まだ上昇中。
足元の広さはこんな感じ。180席仕様のエアバスA320なので、どのLCCも同じ。広くはないが特別狭いわけでもないかと。体格によって感想は違うとは思うが。
エアアジア・ジャパン A320 JA01AJ 那覇空港にて撮影
→搭乗記はこちら
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
8/1から『エアアジア・ジャパン』が就航し、国内線を運航する今年話題のLCC(格安航空会社)が3社、すべて出揃った。
(エアアジアは3番手ということもあり、タイミング的にオリンピックのニュースにかき消されてしまった印象あるが。)
LCCについて、私は推進派。
新しい航空会社が次々できて、互いに競争力を持つのはビジネスに発展性がある。
そして、何よりも旅の“選択肢”が広がるのは、面白いこと。総合的には、いい評判が多い。
しかし、LCCの今後は、非常に厳しいとは思っている。やはり採算性が。
今は“話題作り”で、運賃が「数千円」といった価格競争を展開しているが、実際のところ、そうした「格安」を続けられるかどうかは、多々疑問がある。
経営手法として、コストカットには妙案も色々ある。例えば、
・LCC(3社とも)の皆さんは、素敵な制服を着ている。今はブランド戦略が大事だが、制服のクリーニング代は相当なコストだろう。1便の飲み物の売り上げが、クリーニング代に全部消えるのでは?
・他方スカイマークは、数年前に乗員の制服を廃止した(パイロットもCAも、ポロシャツのみ支給)。
そうは言っても、色々やってみるのも手。ただ、限界は必ずある。
もう一つ、先日ジェットスターに乗って思ったのは、成田空港を「国内線空港」として使うのは、“微妙”だ。
やはり都心から遠い。アクセスの選択肢はあるが、私は日暮里まで京成スカイライナー(2,400円)に乗った。時間的には40分だが、空港まで行く値段としては高い。安く済ませれば、もっと時間は掛かる。
首都圏の人は、羽田と成田の距離・旅費の違いを知ってるが、実は地方の人はあまり知らないのである。
そして、定時運航が保てない要因が、かなり多い。成田は国際線の混雑時間をなるべく避けて、LCCの運航時間を設定せざるを得なく、LCC成田着便が1便遅れると、なし崩し的に折り返し便がどんどん遅れていく。すると混雑時間に突入し、さらに遅延は膨らむ。まさに悪循環。
(成田を使用しないピーチは、他の2社より定時運航率は高いと思われる)
今なら、それほど便数はないので、まだいいのだが、LCC各社はもっと便数を増やすと言っている。果たして大丈夫か?
こういうことは利便性の問題、つまり“客離れ”につながる。
LCCの成功は、何よりもリピーターの獲得が大事だ。
「安かったから!」と話のタネに1回乗ってみた人が、次にまた飛行機で出掛けたいと思うかどうか。
その心理をうまく掴まなければ、お客さんは獲得できない。
「まあ別に飛行機でどっか行くこともないか、近場でいいや。遅れるし、疲れるし・・・」
それでは、この航空ビジネスは、まったく成り立たない。
航空業界、旅行業界の底上げのためには、「安いこと」が最重要ではないと考える。
「片道100円」なんていうPRでマスコミを広告代わりに使用する手法は、悪くはないが、長続きはしないだろう。
LCC各社のスタッフも、まだまだ不慣れ点が多く見受けられる。
反省点の追求と工夫をこらして、ベストな運航を目指してほしい。
※写真はすべて私(筆者)が撮影したもの。
ピーチ・アビエーション A320 JA802P →搭乗記はこちら
ジェットスター・ジャパン A320 JA01JJ →搭乗記はこちら
V-22 オスプレイ (世界の名機シリーズ) イカロス出版 刊 (1,300円)
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
マスコミを賑わしているティルトローター機のMV-22オスプレイ。
このほどオスプレイをまとめたムック本がイカロス出版から刊行されました。
Amazonで見る
「実際に見たオスプレイはどんな感じ?」と題して、私も本誌に記事を書いています。
私は2006年からアメリカでオスプレイを3回取材し、早くから実際に飛行する姿を見てきました。
「オスプレイとはどんな機体なのか」を知るのに色々なデータが載っているので、お薦めの一冊です。ご覧下さい。
【オートローテーションについて補足】
(航空ジャーナリスト坪田敦史の見解)
オスプレイでは、ヘリコプターで言うところのオートローテーションによる緊急着陸は想定していない。
(この点は、防衛省の資料と森本大臣の発言は間違いと言わざるを得ない)
オートローテーションをやるには「高度」あるいは「速度」に余裕があることが重要で、現実的にオスプレイが回転翼モードで離着陸するときの速度、高度では、仮にオートローテーションをやったとしても地上にたどり着くまでに機首を引き起こして速度を殺すこと(訓練ではリカバリー)ができない。
専門家として色々説明したいことはありますが、簡潔に言えば、
・高い高度を飛行中は、固定翼モードになっているので滑空するのが吉。
・完全に回転翼モードに転換した離着陸フェイズ(低高度、低速度)で突然エンジンが両方ともフェイルになることを想定した場合、それをオートローテーションで対処しようと考えること自体に無理がある。
・コンピューター制御のティルトローター機を安全に運用するための考え方は、ヘリコプターとは別の次元のものである。オートロ機能の有無が、安全性と関連付けることに無理があるでしょう。
(追記)
・(7/25 NHKで報じられた)海兵隊大佐がいう「オートローテーション機能」とは、実用的な操作範囲を超えたもので、シミュレーターのみによって可能。現実的ではありません。
ヘリコプターに関しての詳しくは、拙著もお読み下さい。
[Si新書]ヘリコプターの最新知識
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
今日はラジオ文化放送 13:00~
『グッチ裕三 日曜うまいぞぉ!』にゲスト出演しました。
「サンデーファンキーレポート」のコーナー。
裕三さん、井森美幸さん、高橋佳子さんと一緒でした。
いま話題のLCC(格安航空会社)について、クイズ形式でみんなで楽しいトーク。やっぱり!機内食の話題で盛り上がりました。
番組スタッフの皆様、お疲れ様でした。
私の後のゲストに、小日向えりさんもいらっしゃってました。
↓こちらに、スタジオ風景が載ってますのでご覧下さい。
http://www.joqr.co.jp/umaizo/
高橋佳子さんのブログ
http://ameblo.jp/takahashikeiko/
↓スタジオON AIR中
(↑クリック拡大)
便を選択したあと、こんな質問が表示される。
①より広いスペースが必要ですか?
②飛行機を最初に降りたいですか?
③窓側または通路側がお好みですか?
トッピング方式だ。
サービスをアドオン(追加)してもらい、LCCは小銭を稼ぐ。
7月某日で9,290円のチケットを選択した。
私の場合は、とりあえず座席指定したかったので③だけ追加で+250円。
さらにクレジットカード手数料が+200円。
トータル9,740円でチケットをゲットできた。
成田から都心に出る交通費や手間はあるが、それでも安いことは、安い。
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航空ジャーナリストの坪田敦史です。
7月3日から就航開始するLCC(格安航空会社)、
ジェットスター航空の話題でもちきりになってきた。
札幌(千歳)→東京(成田)では、
7月10日前後の例では、4,490円で乗れる料金が出てくる。
ここに表示されている運賃は、客寄せのためのハッタリではなく、実際に今すぐ購入できるホントの料金だ。(↓)
ただし、運賃は「座席の埋まり具合」によって逐次変動していくシステムなので、次にこのサイトで料金を検索したときには、もっと高くなっているかもしれない。
就航当初は話題作りのために、こうした極端に安い料金設定をするのがLCCの常。
しかしながら、実際にこうした格安料金を今後も続けられるか(採算が取れるのか)、そこが勝負だろう。
同じく札幌(千歳)→東京(成田)で、お盆のもっともピーク期間
→8月13日の運賃を検索してみると、22,900円。
お金取れるところでは、取るのね、やはり・・・(↓)
ちなみに羽田着のスカイマークは「WEB割1」で20,800円、普通運賃でも28.800円であり、対抗心を燃やしているのが分かる。
JALとANAは6/30時点の「先得割引」または「旅割21」で24,750円、普通運賃なら35,770円となっている。(新千歳→羽田)
さあ!航空会社を選ぶのは、あなた次第!
乗りたい日と、その前後日の「運賃」をよく調べて旅程を決めるのが、LCCの賢い利用法だ。
【予告】 搭乗ルポ、お楽しみに!
さっきまで日本にいたかと思えば?
飛行機に乗り、そして鉄道、そして船にも乗って、
ぐいぐい世界を旅するジャーナリスト、坪田敦史です。
今回は旅ルポ。
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海路で国境越え。
アフリカに上陸した瞬間、タイムスリップした感覚に陥った。
港から乗ったタクシーは一応ベンツだが30年くらい前のか、角張った車ばかり走ってた。
「エキゾチック」と言えば響きは悪くないが、実際、一人旅するには、かなりやばい場所かも。
ここはもうヨーロッパではない、気を引き締めねば。
モロッコの玄関口と呼ばれるタンジェ(タンジール)。
ヨーロッパとの交易で栄えた街だ。かつては国際商人でごった返し、密輸人やスパイが暗躍する舞台だったという。
路地を一人歩きすると、僕の顔を見るや否や「トウキョウ!」「ニコン!」「トヨタ!」とか声を掛けてくる怪しい男達。
身の危険を感じる。一眼レフカメラは、カバンにしまっておいたほうがいい。
電器屋の看板は「OSAKA ELECTRONICS」とか書いてある。
とにかく、日本人=カネが歩いている、のイメージなのだろう。
20年くらい前のアジアでもそんな体験をしたが。アフリカは、発展が遅れてることを実感する。
しかしながら、タクシーの中から携帯は通じ、日本にi-modeメール送れた(不思議な世の中だ)。
公用語はアラビア語orフランス語。この街はスペイン語もよく通じるらしい。英語はあんまりだったが、なんとかなった。スペインとは一時間の時差がある。
モロッコの通貨ディルハムはスペインの港であからじめ買っておいて正解だった。ユーロもある程度使えた。
毎日ハードな生活で少し疲れていた僕は、「異文化体験」で気分リフレッシュと思って出掛けたが、完全に「アドベンチャー」だった。
再び海峡を渡って戻ったスペインが、本当に心地よく感じた。
モロッコは、かなり怪しい雰囲気の国ではあった。
ともあれ、海路で「「ユーラシア大陸」から「アフリカ大陸」へ渡るという目的は成し遂げた。
======== ======== ======== ========
【写真↓クリック拡大】
まずバスでスペインの港町、アルヘシラス(Algeciras)へ。
往路はアルヘシラス港で出国審査を受け高速船(EUROVOYAGER号)に乗り(料金32.5ユーロ)、ジブラルタル海峡を渡った。
タンジェ市街から約45km東の新港(Tanjer Med)に着いた。
景色は綺麗な緑の丘陵地帯が広がっていたが、フェリーターミナル以外、何もない。着いたときは途方に暮れ、いっきに憂鬱になった。
市街へのバスがあると聞いていたが、待てど来る気配はない。45kmって相当な距離だが、タクシーに乗るしか手段はないと思った。新港ターミナルは綺麗だが、がらんとして活気もなく寂しかった。運転手と交渉し、20ユーロでOK、そんなにボラれないで良かった。港は撮影禁止らしい。
モロッコ入国審査は船内で。私服に近い係官1人だけ船に乗っており、自分から彼のデスクへ行きスタンプを押してもらう。彼はパスポートをスキャンするノートPCを持ってて、船が着岸する前にさっさと後片付けして、乗客と一緒に降りていった。
左上=タンジェ新港
右上=EUROVOYAGER号の船内は、あまり綺麗ではなかった。特に座席が。
左下=新港ターミナル(一応隠し撮り)。建物は立派なのだが旅人の利便性は良くない。タクシーは常時待ってる。
右下=タクシー車内から。地中海の海岸ルートを爆走するが、ときどき上り坂でエンジンが不調になることも。道路の舗装状態はあまりよくない。かなり怖い。ガードレールがない場所も多い。約1時間で市街へ。
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一人で自分の記念写真を撮るのは、至難の業。
路地でカメラ渡したら、持って逃げられそう。旧市街(メディナ)への入り口、グランソッコ(大広場)とその周辺。
ベンチでボッーとしてる人が多い、職がないのだろうか。
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路上ではいたるところで、とんがり帽子のジュラバ(ベルベル民族衣装)の人達が野菜を売っている。
バックに見えるベージュ色の旧式ベンツのタクシー集団にも注目。
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カフェには男達がたむろし(ミントティーを飲んでいる)、店の外側を向いて、目をギョロギョロさせながら往来する人達を眺めている。イスラム国なので男女がワイワイという感じはない。
当然、日本人の僕は珍しいのだろう。旧市街の路地を歩いていると、彼らの強烈な視線を浴びながら歩き続けなければいけない。何で皆、そんなに暇なのか---
左上はあちこちで見かけるスパイス屋。臭いがプンプン強烈。右上はケバブの喫茶。
物を見て歩くのは好きだが、周囲の雰囲気が怪しいので、とにかく落ち着いて見られない。
旧市街(メディナ)は、敵の侵入を防ぐため城壁に囲まれている。小さなエリアだが、ぎっしりと人や店が詰まり、複雑な迷路のような道が造られている。「路地裏歩き」好きなら、一度はどうぞ(?)
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復路はタンジェ旧市街近くのフェリー乗り場からスペインのタリファ(Tarifa)行きに乗った。しかし、パスポート入国印が新港だったため、入国地と出国地が異なるという理由で、すんなり出国できず別室に回されて審査を受けた。
フェリーの切符は、フェリーターミナル内に正規の船会社の切符売り場はなく、港周辺でウヨウヨ客引きしてる代理店で買うしか方法はないみたいだ(350DH=3200円)。当然チップを要求される、仕方ない。アフリカは、こんなところだ。
なお、タリファ港に着いたら、アルヘシラスまでフェリー利用者専用の無料バスが出ていた(この時、乗船券を回収されたので記念に持ち帰ることができなかった)。往路もこれを利用したほうが良かったと後悔したが、新港に到着してタクシーに揺られたのは、いい経験になった。
左上=タンジェ港のゲート。フランス語とアラビア語の表記がある。
右上=タリファ行きフェリー。
左下=フェリー船内。往路の船より綺麗で立派だった。
右下=タリファ港(スペイン)のターミナルでアルヘシラスより小規模の港。ここでスペインの入国審査。
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スペインのアルヘシラス港は立派なフェリーターミナル(左上)。バスターミナルから徒歩15分。ターミナル内に船会社のチケットカウンターが並んでいる(右上)
駐車場屋上は大規模なヘリポートになっている(左下)。乗客ターミナルがあり(右下)、スペイン領セウタ(アフリカ大陸)までヘリで10分の定期便が出てる。ヘリで海峡を渡る体験も、次回ぜひチャレンジしたい。
なお、このターミナル前の道路沿いは旅行業者が軒を並べて、「チケット買え!」との客引きが多いので注意。
航空ジャーナリストの坪田敦史です。
北海道は今、新緑がとても綺麗。
私が東京を出発した日は26度と暑く、夜に千歳着いたら8度と、寒暖の差は激しい。
国内での本格的LCC(格安航空会社)の2番選手となる
ジェットスター・ジャパン(Jetstar国内線)は今年7月3日から成田、千歳、関西、福岡、沖縄で運航を開始する予定。
http://www.jetstar.com/jp/ja/home
(↑既にWebサイトで予約受付中))
シルバーの塗装が輝くピカピカの機体(エアバスA320)は、フランスで製造されたばかりで、既に1号機が日本に到着。現在、運航訓練を行っており、全国の空港で目撃されている。
私も先日、千歳でいち早く撮影した。
(乗客は乗っていない)
各就航予定地のほか、セントレアなどにも出没しているようだ。
コールサインは登録記号そのまま“JA01JJ”。
私も今後、「国内線」で成田空港を利用する機会が増えそうだ。
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こちらは韓国のLCCで、Jin Air(ジンエアー)。日本では千歳のみ就航している。
http://jinair-japan.com/
韓国のLCCはコンセプトが少し違って、軽食、飲み物の無料サービスがある
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ところで、最近テーマパーク化した新千歳空港ターミナルビルには(映画館、温泉、チョコレート工場もある)、滑走路が見える方向にフードコートがオープン。
とてもユニークな作りで、窓辺で空港を見る人がいて、その後ろでカウンターで食べながら空港が見られる配置。さらにファミリー/キッズスペースが窓の方に向いており、子供達に優しい設計になっている(写真左の奥)。全国の空港でも、ぜひ見習ってほしいデザインだ。
展望デッキは冬季閉鎖されるので、屋内から飛行機が見られるスペースは本当に素晴らしい。
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5月15日(火)19時~テレビ東京(系列)で放送された
『ありえへん∞世界』衝撃的人物バラエティー
http://www.tv-tokyo.co.jp/ariehen/
「給料ナンボやねん!SP」
故小渕首相の警護も務めたという元警視庁SPの伊藤さんが出演され、政府専用機が話題になりました。
ズバリ!
政府専用機の内部大公開!!
ベッキーさん、「見たい!いいの!?」と興奮気味
・政府専用機=要人の海外渡航や邦人の緊急輸送などで使用
・国が所有する特別な飛行機
・内部は特別仕様
と紹介され、写真提供(撮影)は航空ジャーナリスト坪田敦史でした。
その他のコーナーもユニークな内容でした。
番組制作に携わった皆様、お疲れ様でした。
なお、現在、政府専用機は天皇陛下を乗せてイギリスに行っています。
陛下が優先なので、G8出席のため野田首相の渡米には、ANAのチャーター機が使われています。
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
日本初の本格的LCC(格安航空会社)として注目されているPeachに乗ってきました。
私の印象としては、「良い」です。
安く旅ができるのはいいことですし、既存の航空会社のサービスと比べて「安かろう、悪かろう」と評価するのではなく、新しい発想の業態だと考えれば、日本の航空業界、旅行業界にとってプラス面が多いと思います。
ユニークなことが結構ありましたので、フォトリポートな感じで搭乗記を。
評判もいいようです。
↓新千歳空港の1番ゲート。一番端っこで、AIR DOなども昔はよく割り当てられたスポット。
バスでなく、PBB(ボーディングブリッジ)を使用しているので便利。
↓「狭い」と言われるシートピッチ。最近はどこの航空会社もエコノミーは狭いので、こんなもんじゃないかな。飛行機が新しいので機内はピカピカ。
↓機内販売。「特製ピーチデニッシュ」が人気とか。ただ上手に食べないとポロポロ落ちそう。
海外のエアラインでは、こうしたメニュー(販売)は普通です。ジュース200円はいい商売してるので、乗る前に買ったほうがベター。最終便に乗った人の話では、弁当を半額で売りさばいてたとのこと。
↓千歳→関西。
函館上空を通るルートが一般的。画面中央は夜景スポットの函館山。
↓機内販売の様子。鉄道車内の光景と思えば違和感ないが、客室乗務員の方々は、まだ少しぎこちない。ブランケットは用意してないので寒さ対策に注意。
↓関西に着くと、機体前部だけでなく、後部ドアからも降りられるのでスムーズ。後半座席の人は後ろ向きで待つとよい。
バスに乗せられ、そのまま空港のフェンス(業務車両用のゲート)を突破してしまった。そしてターミナル前のバス降車場で降ろされる。預けた手荷物も路上に放り出される(ターンテーブルはありません)。
↓関空の乗り場は、鉄道駅を降りると、空港ターミナルとはまったく逆の複合ビル(ホテル日航側)にピーチの乗り場がある。表示をよく確認して。
↓関空の複合ビルのロビーを間借りしてピーチの乗り場がある。チェックインは完全自動化。カウンターはないが、係員はいる。
新千歳空港も同様で、他の航空会社の「出発ロビー階」ではなく、1階のツアーカウンター横の端っこがピーチのチェックインになっている。JRを降りたら、まず表示を確認して進むこと。チェックイン後そのままエスカレーターを上がれば手荷物検査ゲートなので、場所を覚えれば不便は感じないと思う。
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