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2005年2月

2005/02/25

ドキュメント新潟県中越地震-10・27奇跡の救出 

N-007フリーライターの坪田敦史です。このたび新しい本が出版されました。
タイトルは『ドキュメント新潟県中越地震-10・27奇跡の救出』(イカロス出版/1,600円/B6版ハードカバー)です。
著者名は「Jレスキュー編集部 編著」となっていますが、緊急出版ということで、私と、もう2人のスタッフが消防署を取材して回って、3人で書きました。

昨年10月の中越地震では、「ハイパーレスキュー隊」が活躍して、マスメディアで大きな話題になりました。この本は、彼らを中心とした消防関係者の証言録です。ハードカバーの単行本です。今週末くらいには、一斉に書店に並ぶと思いますので、ぜひ手に取って見て下さい。

(以下/イカロス出版の宣伝を引用)
◎消防・防災・レスキューの専門マガジン「Jレスキュー」特別編集---助ける人びとの真実◎
 そのとき、ハイパーレスキューの巻田隊長が気づいた。「今、何か聞こえなかったか?」彼らは上空を飛び交うすべてのヘリに後方待機を要請した。突如静まりかえった崩落現場にただならぬ緊張が走る。全員が神経を研ぎ澄まし、岩と岩の間に耳をそばだてる。そして数秒後、全員が優太ちゃんの声を聞いた。誰もが絶望的だと思っていた災害現場で起きた奇跡の救出。それを可能にしたのは、各分野のプロたちの連携だった。 ~本文より~ 本書は、ハイパーレスキューをはじめ、救出の現場に立ち会ったさまざまな専門分野のプロたちの証言を収録。現場から語られる迫真のドキュメント集。

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2005/02/19

富士山レーダードーム館

FUJI01
 フリーライターの坪田です。

 山中湖の近くに「富士山レーダードーム館」というのがあります。
「プロジェクトX」の第一回目の放送が、富士山レーダーの建設をテーマにした内容でした。その富士山頂の気象レーダーは1999年に幕を閉じ、こうした記念館が作られ、公開されています。レーダー関係は、私の専門だし、興味津々です。

 プロジェクトXを見た方も多いと思いますが、レーダー建設時に活躍したヘリコプター・パイロットの仕業が、一つのドラマとして語り継がれています。1963年当時、3776mの富士山頂まで楽々飛べるヘリというのは、日本にはなかったのです。高々度は空気密度が薄いため、エンジンのパワーがでなくなるわけです。現在のヘリは性能もいいですが、当時はできるだけ機体の重量を減らし、エンジンパワーに余裕を出そうと、とことんチャレンジした名物パイロットがいたというお話。
専門的な話になりますが、高々度でのヘリのホバリング(空中静止)は、パワーに余裕がないと簡単にできるものではないんです。
(*ドーム館でもプロジェクトXを再編集して放映していたが、その語りが田口トモロヲではなく、久保純子だった・・・なぜ????)

上の写真は、そのドーム館(館内は撮影禁止)。ちょっと前なのですが、山中湖周辺は雪がいっぱいでした。
下の写真は愛車と山中湖。そして富士山が綺麗だったあ! 実はノーマルタイヤですが、RVの4駆は、圧雪した道路ならゆっくり走れば怖くなかったです。10年前のRAV4まだ乗ってんのか?って言われそう・・・(笑)
FUJI02

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2005/02/09

機窓から、雪国の境界を確認

Imgp1581
フリーライターの坪田です。
千歳から羽田へ、いつものごとく飛行機で移動。右の写真は青森県上空です。AIR DOのB767。座席は2G。

厳冬のこの時期。日本の場合、東北以北が「雪国」ですよね。
では、現在の「雪国」と「そうでない国(!?)」の境界線はどこか。興味のあるところで、ずっと下界を眺めていました。

地上からはなかなか分かりにくいですが、上空から見るとすぐに分かります。下の写真は、先週土曜日(2/5)の撮影ですが、その境界はだいたい福島県でした。

東京に向かって飛び、機内の右側の窓から景色を拝んでいるため、写真左手が関東側(雪なし)、右手が東北側(雪化粧)です。

これからは徐々に暖かくなっていくので、その境界は北に移動していくと思います。3月に入ると、青森県でも、すっかり雪がないところがありますからね。

以上、スカイモノローグに相応しいネタでした。
kyokai

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2005/02/04

YS-11雪像作り

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札幌では、来週月曜(2/7)から「雪まつり」が始まります。

北海道の飛行機仲間たちが、いま、その雪まつり会場となる大通り公園で、せっせと雪像作りに励んでいます。雪像は、一昨年、北海道の空から引退した、YS-11旅客機です。

上の写真は、本日の撮影。雪像、製作途上の様子です。もうだいぶ形になってますね。機首の形がまだのようですが、明日完成するそうです。プロペラもちゃんと付くとのこと。

私はすぐ東京に戻ってしまうので、雪まつりは見られないのですが、製作中のシーンだけでも今日拝見できて良かったです。
頑張ってください!>YS同窓会・雪像チーム(!?)

雪像は、雪まつりで大公開されます。大通り公園10丁目会場です!

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