« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »

2005年8月

2005/08/27

F-16に空中給油を実施する私

refuel1
ライターの坪田敦史です。8月に入って猛烈に忙しく、ブログの更新すらできなかった・・・。この週末、少し落ち着いているところです。来週からはまた取材、そして執筆。暑い8月はできるだけ札幌にいようと思ってたけど、結局、東京で仕事をしていることが多いようです。
----------------------

写真は、空中給油シミュレーターにトライする私。
日本(航空自衛隊)が来年導入する予定のKC-767空中給油機。それと同型機の機内で、F-16戦闘機に給油作業をしています。

これは訓練用のシミュレーターで、3D表示ができるヘッドマウントを装着して実施します。装着しなくてもできますが、立体感が伝わるので、ブームを受油機側に差し込むときの微妙な感覚を体感するには有効だと思いました。ボーイングのエンジニアに教わりながらやりましたが、右のスティックでブームの上下左右を操作し、左のスティックでブームの伸び縮みを調節します。画面の指示通りにやれば、それほど難しくありません。

KC-767では、空中給油機のすぐ後ろを飛行している受油機を目視することなく、このように機内にあるモニターだけで給油作業をすることになります(このシミュレーターも実際の装置とほとんど同じ)。
しかし空中給油ってのは、時速700kmくらいで編隊飛行しながら、互いにパイプを接続するわけですよ。すごい技術だ。

写真はイタリア空軍KC-767の機内で、場所はパリ。私を撮影してくれたのはYAMAさん。

refuel2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/06

ドクターヘリ、運航される

DOCTOR2
ライターの坪田敦史です。『Jレスキュー』ネタ、ということになるのかな。

ドクターヘリの運航が全国で始まっています。その名の通り、医者が搭乗するヘリで、救助現場まで駆けつけ、現場または機内で応急処置をし、患者を病院まで運ぶというものです。単に救助ヘリとか救急車のヘリバージョンということではなく、医者が必ず乗ることに意味があり、簡易治療ができる設備も機内にあるわけです。

上の写真は、札幌のドクターヘリ。札幌市の手稲駅前にある総合病院が運航を始めました。ドクターヘリは基本的に病院単位や医療組織による運航で、自治体などが出資して活動を行なっています。
広大な土地を持つ海外では古くから患者のヘリ輸送が行なわれていましたが、日本ではやっと体制が整えられてきたところです。特に北海道は広いので、ヘリを使う価値が十分ありますね。

現在、運航はかなり頻繁に行なわれています。2~3日に1回くらいは出動しているんじゃないかな。実は、私の出身校である小学校のグランド跡地がドクターヘリの発着場所に使われているので、なんか感慨深いものがあるんですよ(写真がそう)。

写真は通りすがりに偶然撮ったもの。コンパクトデジカメで離陸を撮影。
ドクターヘリについては、近いうち雑誌記事にまとめるつもりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »