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2005年11月

2005/11/29

宵の明星 (久しぶりの天体写真)

DSC_0016

ライターの坪田敦史です。

夕方、金星が綺麗な今日この頃。

実は子供の頃から天体写真に強い興味を持っていました。
昔は「天文ガイド」「星の手帖」「月刊天文」「SKY WATCHER」といった天文雑誌の愛読者でした。最近はめっきり読んでいませんが(一部は廃刊に・・・)、たまに本屋でページをめくると、望遠鏡関係の機材や天体写真のデジタル化に目をみはるものがあります。

でも私は正直、天文観測を挫折したクチです。なぜなら、一番星が綺麗な冬の夜空はとにかく寒い!! 防寒をしての真夜中の観測は、とても気力が出ません(^^;)。そして、もう一つの理由は、やはり時間がないことです。
満天の空が拝める快晴の夜というのはそんなにないし、真夜中に観測活動をしてしまうと翌日の体調管理が・・・(^^;)。学生の頃はできましたが、仕事を始めてからは、すっかりご無沙汰ですね。皆そんなもんなのかも・・・。とにかく時間と気力が必要な趣味だと思います。雑誌投稿などで活躍している熱心な天文ファンにはホント感心。

写真は先日、道東で撮影した宵の明星。時刻は17時頃です。カメラ手持ち!で撮る。体をしっかり車に固定して連写、でもほとんどブレてなかったのはこの1枚だけ。ISO1600相当。露出1/3秒です。
西の空には金星。そして東の空には火星。
火星のほうはさすがに撮影は無理でしたが(三脚持っていれば!)、肉眼でも赤いのがはっきりと分かりますよね。この日は、天の川まで見えるほどの好天でした。やっぱ北海道の空はいい!(暗くていい!という意味です)

*天文ネタに関係して、毎日ニュースを見守っていました。
 祝!「はやぶさ」、小惑星イトカワへの軟着陸!

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2005/11/21

飛行機雲 - contrail

CONTRAIL1

フリーライターの坪田敦史です。
澄み切った青空がよく見られるこの季節。どうも空ばかり見て歩くクセがあるようです。

日が落ちるのが早く、空が赤くなる時間帯が長いこの季節は、眩しいくらいの飛行機雲ができるときがあります。薄暗い空の中で、水蒸気の航跡にめいいっぱい光が反射する。

車を運転中、こうしたシーンに出くわしたら、すかさず車を止めます。路上で望遠レンズを空に向けてると「あいつ何を撮ってるんだ?」という視線を周りから浴びるので、ちょっと恥ずかしいけど。でも、夕暮れは狙い目です。

写真は3点とも、別々の飛行機雲。北海道・釧路湿原で撮影。

望遠だと機種まではっきりわかります(上の写真はB747です!)。巡航中の機体と思われるので、高度は1万メートルくらいでしょう。
広角レンズで周囲の背景を上手に取り込もうとするも、フレーミングがなかなか難しい・・・。下の写真は太陽がうまく雲に隠れてくれて、夕暮れの雰囲気が出た!
一番下の写真は、隕石が落下していった感じ(地表に吸い込まれていった感じ)を表現してみました。このとき近くの雑木林まで駆け込みました(笑)。

ところで、contrail という単語は、もともと condensation trail を短縮した造語なんです。また、vapor trail という言い方もありますが、意味は同じ。

CONTRAIL2

CONTRAIL3

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2005/11/12

魅惑のシベリアルート

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空の旅。狭い機内での長時間飛行はあまり好きじゃないのですが、唯一の楽しみは機窓です。一番好きなルートは、やっぱり「シベリアルート」。
ロシア上空を飛行しているというだけで、わくわくします。冷戦真っ直中には実現しなかったルートですし、景色は実に神秘的です。

「下界にはどんな人達が住んでるんだろう?」
ときどき街が見えることもあるけど、一面に雄大な原野と無数の大河。不思議な大地だ・・・。
帰国便の夜間飛行は、さらに面白い。昼間では何もないと思ってた場所に、ところどころ僅かな明かりが見える。あれは集落なのだろうか。どんなところなのか、地上から行って確認してみたいと思うけど、現実には難しいでしょうね。ロシアの山奥となると。
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日本とヨーロッパを往復する定期便では、だいたいシベリア上空でサンシェードを閉めて、おやすみタイムになってしまうんですよね。私はときどきコソコソと開けては、グレイトな景色が広がっていないか確認し、撮影します。地上観測(対ロシア偵察活動ともいう^^;)は、限りなく雲海が広がっていたら諦めて寝ますが、場所によって雲が途切れていないが、気になって仕方ありません。

季節にもよるのかもしれませんが、シベリア上空は結構、雲が多いです。まったく雲がなく地平線まで見える瞬間は、今まであまりなかったです。

写真は、スイス国際航空のエアバスA340で、成田→チューリヒのフライト。燃料沢山積んでるので高度は31,500フィート。そう、ロシア上空ではメートル法の高度で飛ぶので、フィート表示では数字が半端なのです。

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