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2006年11月

2006/11/30

サクラメント

ライターの坪田敦史です。

カリフォルニアの州都はどこか知ってる?・・・たぶん皆、知らない。
サンフランシスコでもロサンゼルスでもない。サクラメントという街。そう、知事であるシュワちゃんは、ここにいると思われる(本当にいるのかは謎?)

サンフランシスコから内陸へ車で2時間くらいのところにある。先日、そこに行く機会があった。観光ガイドブックには、ほとんど載ってない街。これといった観光名所がなく、日本人も少ない。
アメリカの、あまり知られていない街を探検するのは、結構わくわくする。

↓州議事堂。ワシントンDCの国会議事堂に似てるけど、実はこうした様式のステートキャピタルは、アメリカでは珍しい。誰でも見学できる。シュワちゃんに会えるのでは?なんていう期待をちょっとばかし持って入る。まあ、会えるはずもないか・・・。
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↓唯一の観光地、オールドサクラメント。19世紀、西部開拓時代の面影を残す街並み。
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↓サクラメント市街地を走るトラム
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↓実はサクラメントへはLAから車を運転してったんだけど、帰りは海岸沿いを走り、サンタバーバラに寄る。高級住宅が多い土地柄っていうのもあるけど、優美で平和な雰囲気、ちょっとオシャレな街。アメリカで一番落ち着ける街かも?(と思っている)。
Barbara1

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2006/11/25

ドクターヘリ講習会 (2)

ドクターヘリ・カタログ。
講習会では、現在、日本で飛んでいる3機種すべてが集まった。
それぞれ機内の大きさが異なるため、違いを把握する必要がある。

↓カワサキヘリコプタシステムのBK117C-2。3機種の中では機内が一番広い。担架が2つ乗せられる。今回、私が神戸で、シミュレーションで乗った機体がこれ。
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↓中日本航空のEC135P1。機内は狭め。
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↓ヒラタ学園のEC135T2。新しくドクヘリが導入される長崎医療センター向けの機体。離島搬送が多くなるため、スキッドに緊急フロート付き。
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↓朝日航洋のMD902。私が以前、手稲渓仁会病院で同乗取材したのが、これ。
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2006/11/24

ドクターヘリ講習会 (1)

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↑BK117C-2で神戸ヘリポートを離陸

ジャーナリストの坪田敦史です。

先週末に神戸でドクターヘリの学会があり、出席してきた。
その名も「ドクターヘリ講習会」。参加者は主に、医師、看護師、救急救命士、救急隊員、パイロット、整備士、運航管理者など。
医療関係者は、ヘリのことを覚えなければいけない。
航空関係者は、医療のことを覚えなければいけない。

私もヘリのことは知っているが、医療のことはド素人。医療の専門知識はすごく難しいし、初歩的なこと、理解していないことがたくさんある。ヘリにAEDや人工呼吸器などを搭載するわけだから、それがどういうものなのか、知らないといけないのだ。そんなわけで、とても勉強になった。

個人的に面白いと思ったのが。
「Airway」
という言葉。航空関係者なら当然「航空路(飛行機の通り道)」のことと考える。医療用語では「気道」のこと。

↓ドクヘリで三宮上空をフライト。奥に見えるのがポートアイランド、その奥は神戸空港。
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↓航空用のGPSというより、ヘリのマッピングシステムはカーナビに近いものを用いる。着陸地点の情報が入っている。
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↓BK117C-2の機内。
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↓ポートアイランドにある神戸ヘリポートに進入中。
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2006/11/13

ヘリでLAXに着陸

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↑私。LA近郊のトーレンス空港からインストラクターと2人で離陸。

航空ジャーナリストの坪田敦史です。アメリカに行ってきた。

ヘリコプターでLAX(ロサンゼルス国際空港)の駐車場に着陸した。前から一度体験してみたいと思っていた。

なんでもアリ!のアメリカでも、これほど大きな空港に自家用ヘリが、滑走路を跨いでカーパーク屋上に自由に降りられる空港というのは少ないはず。

訓練のために着陸しても構わないし、送迎のための利用でも構わない。しかも、車の駐車は料金がかかるのに、ヘリは無料!
事前の利用許可も必要なく、管制塔と交信して、厳密に定められた進入、出発コースを飛べばOK。

立体駐車場はいくつかあるが、国際線ターミナル(トム・ブラッドレー)に一番近い駐車場の屋上がヘリポートになっている。

滑走路中央を所定の高度で突っ切れば、その滑走路を離着陸する航空機とは絶対にぶつからないという飛行方式。カーパークからの離脱は滑走路と並行に海へ抜け、海岸線付近を低空で旋回。そうすれば滑走路からの離陸機の下を潜る形となる。

↓LAXの南側の滑走路を横切る。壮観だ。羽田空港では絶対できない。
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↓ターミナルを横目にぐいぐい降下し、ヘリポートを目指す。
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↓駐車場の最上階。ヘリポートに着陸寸前。ヘリはロビンソンR-22。操縦桿を握って色々教えてくれたのは教官資格を持つHJさん(女性)。
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2006/11/07

SH-60K 同乗ルポ

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(クリックで拡大) 高度70feet、速度0knot、風上に機首を向けてソナーDIP。ホバリングのダウンウォッシュで、海面にみごとな波状模様が。
さて問題。ローターの回転方向は、左右どちらでしょう? 模様で分かるよね??

ライターの坪田敦史です。

新鋭哨戒ヘリSH-60Kに乗って取材してきた。海上自衛隊の館山航空基地(千葉県)から離陸して、相模湾まで約10分、2機編隊で進出。空撮ミッションに入る。

事前ブリーフィングにて。
「シングルエンジンアウトの場合、即デッチングを決意せよ」
え??まじ??飛行継続できないの?
燃料満載で6名乗り。ホバリング中に片発になったら無理に飛行継続するより着水したほうが安全という判断。ロクマルKはパワー向上してるのに意外!
ということで、水没して困るようなもの(手帳とか財布とかね)は、すべて地上に置いてくことにした(笑)

この記事も、現在発売中の月刊Jウイング12月号に掲載されています。
誌面では書けなかったウラ話は、まだまだあるんだけど。ぜひ読んで下さい。

EOS20D 200mm ISO100 1/400 F/10
(クリックで拡大) ギュっと絞ると海は群青色になる (答え:左)
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2006/11/04

特別企画 F-X座談会

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↑座談会の様子。実はT編集者を含めると5名が参加。一生懸命テープ起こしをして文をまとめたのも編集者です、お疲れさま~。

航空ライターの坪田敦史です。宣伝が?すっかり遅れてしまいました。

現在、書店で発売中の月刊『Jウイング』(イカロス出版)12月号。
今号で、創刊100号を迎えました。
創刊号から関わっている私としては、大変嬉しい限りです。

今月号では、「特別企画 F-X座談会」と題して、4人の専門家によるコメントが掲載されています。次に自衛隊が買う戦闘機(F-X)は何か?という話題。
参加者は、佐藤守さん、青木謙知さん、柿谷哲也さん、そして私です。

座談会は、防衛庁の隣にあるグランドヒル市ヶ谷の一室で行われました。ここは、防衛関係者が多く出入りするホテルなのですが、エントランスの看板を見たお客さん、「F-X座談会ってなんだ??」って思われたのではないでしょうか(笑)。

ぜひ御覧下さい。

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