
↑ウィーン着陸30分くらい前。眼下にスロバキアの山脈を望む。夕方の斜光を浴び、絶景だった。
ライターの坪田です。イタリア旅行記の続き。
初めてオーストリア航空(OS)を利用した。とても良かった!
私レベルの人間は、ビジネスクラスに乗れる機会など滅多になく、当然エコノミーなわけだが、かなり快適に過ごせた。日本人CAは3名が乗務。外国人CAも、日本人的ホスピタリーを持った方々ばかりで気持ちよかった。
今回、搭乗したルートと機材は次の通り。
(ウィーン経由でイタリア往復)
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成田→ウィーン エアバスA340
ウィーン→ミラノ フォッカー100
ミラノ→フィレンツェ ユーロスター(鉄道)
フィレンツェ(→ボローニャ)→ウィーン DHC-8-400
ウィーン→成田 エアバスA340
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私は、旅行ごとにいろいろな航空体験(?)をしようと、計画を立てる。そうした経験が、雑誌記事に生かせるからだ。よって、マイレージ蓄積にこだわって特定の航空会社ばかりを使うことはしない。
OSに搭乗することも今回初体験だったが、他にシュヴェヒャート空港(ウィーン)、マルペンサ空港(ミラノ)、ペレトラ空港(フィレンツェ)を利用したのも、今回が初めて。さらにフォッカー100の搭乗も、初めてだった。
また、冬にヨーロッパへ行ったのも初だったので、シベリアから東欧にかけての地上の雪景色は、非常に新鮮なものだった。雪景色と雪がない地域の境目は、ポーランドの上空で確認。このあたりから西が、西岸海洋性気候なのだろうか? 山岳部を除き、イタリアやオーストリアに雪はない。
全便OSの航空券ではあったが、フォッカー100とDHC-8は、チロリアン航空の機材と乗員である(同社は現在OSのグループ会社)。なお、OSの成田-ウィーン線は、今年中に機材がB777に変わるので、同社のA340に乗るのは今回が最初で最後かも。
オーストリア航空のエアバスA340。ウィーンフィルハーモニーの特別塗装機に乗る。乗客は日本人ばかり。ウィーン行きということで楽器を持った人も多かった。

Yクラスの機内食。ガトーショコラ!が出た。これは嬉しい、美味しい!

地上の景色を見ては、すぐにシート装着の個人用モニターで現在地を確認し続ける私であった。画面が反射しないように、斜めから撮るのがコツです!

フォッカー100特有の楕円形窓。もう製造してない飛行機なので、貴重。夕方に離陸し夜間飛行となったため、空港で機体の外観を撮影するチャンスはなかった。

チロリアン航空(Austrian Arrows)が運航するDHC-8-400。フィレンツェはコミューター空港で、小型機しか発着しない。ボローニャに一旦着陸し、さらに客を乗せてウィーンへ。

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