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2007年3月

2007/03/18

ヘリで都心上空を突っ走る

R4401
↑東京タワーの横を飛ぶ

航空雑誌記者の坪田敦史です。

先週、機会があって調布空港から東京ヘリポートまで飛行(往復)した。
ロビンソンR44という、4人乗りのヘリ。私は後ろの席で、のんびりと遊覧?
都心の上空は何度か飛んでるけど、最近はすっかりご無沙汰。六本木ヒルズや汐留のビル群ができてから、確か初めてだな。

ちなみに調布から東ヘリまでは、速度95ノットで飛行時間12分。交通渋滞一切なし。
すごいよね、ヘリコプターって。


これがR44クリッパー。フロートを着けると着水もできる仕様。窓はバブル型なので真下がよく見える
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都庁のある西新宿エリアを高度1,500フィートで通過
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浜松町上空。奥が汐留のビル群と浜離宮
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東京都西部にある調布飛行場に着陸する
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2007/03/12

著書です 【新刊】ステルス戦闘機と軍用UAV

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新刊案内です。今月、新しい著書が発刊されました。
軍用機の本です。現在、本屋に並んでいますので、御覧下さい。

ミリタリー選書21「ステルス戦闘機と軍用UAV」 
◎B-2からF-22ラプター、UAVまで。最強兵器・ステルスのすべて◎
http://secure.ikaros.jp/sales/mook-detail2.asp?CD=D-081
イカロス出版 刊(1,700円)

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<目次>
第1章 ステルス入門―ステルスとはなにか
第2章 ステルス爆撃機―B‐2Aスピリット
第3章 元祖ステルス戦闘機―F‐117Aナイトホーク
第4章 新世代ステルス機―F‐22AラプターとF‐35ライトニング2
第5章 実戦で活躍する無人機―プレデター&グローバルホーク
第6章 戦場UAV(無人機)のすべて

著者/坪田敦史 
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 ステルス機の原理や構造を説明するのは非常に難しいのですが、本書では“数式”は一切使用していません。
 もちろん初めて飛行機の本を読むという人には、内容は難しいかもしれませんが、数ある航空専門書の中では、分かりやすい解説本だと自負しています。

 ステルス機は、レーダーに映らない航空機のこと。
 UAVってのは、Unmanned Aerial Vehicleの略で「無人航空機」のことです。
 軍用の世界では、いまやパイロットが乗らない飛行機も使われる時代なんですね。人間味はありませんが、技術的にはすごいものです。 

 防衛省など本業の航空関係の方々からも、すでに本の注文を頂いており、筆者としてはこの上なく嬉しい限りです。

↓オンライン書店で見られます(買えます!)
イカロス出版またはイカロス出版ブログ
紀伊國屋書店BookWeb
Yahoo!ブックス
セブンアンドワイ
ビーケーワン
amazon.co.jp

↓これは巻頭カラーの写真ページで、内容はA5サイズ通常の単行本(読み物/解説本)です
Ste2

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2007/03/05

オーストリア航空 ベタ褒め

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↑ウィーン着陸30分くらい前。眼下にスロバキアの山脈を望む。夕方の斜光を浴び、絶景だった。

ライターの坪田です。イタリア旅行記の続き。

初めてオーストリア航空(OS)を利用した。とても良かった!
私レベルの人間は、ビジネスクラスに乗れる機会など滅多になく、当然エコノミーなわけだが、かなり快適に過ごせた。日本人CAは3名が乗務。外国人CAも、日本人的ホスピタリーを持った方々ばかりで気持ちよかった。

今回、搭乗したルートと機材は次の通り。
(ウィーン経由でイタリア往復)
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成田→ウィーン    エアバスA340
ウィーン→ミラノ    フォッカー100

ミラノ→フィレンツェ  ユーロスター(鉄道)

フィレンツェ(→ボローニャ)→ウィーン DHC-8-400
ウィーン→成田    エアバスA340
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 私は、旅行ごとにいろいろな航空体験(?)をしようと、計画を立てる。そうした経験が、雑誌記事に生かせるからだ。よって、マイレージ蓄積にこだわって特定の航空会社ばかりを使うことはしない。

 OSに搭乗することも今回初体験だったが、他にシュヴェヒャート空港(ウィーン)、マルペンサ空港(ミラノ)、ペレトラ空港(フィレンツェ)を利用したのも、今回が初めて。さらにフォッカー100の搭乗も、初めてだった。

 また、冬にヨーロッパへ行ったのも初だったので、シベリアから東欧にかけての地上の雪景色は、非常に新鮮なものだった。雪景色と雪がない地域の境目は、ポーランドの上空で確認。このあたりから西が、西岸海洋性気候なのだろうか? 山岳部を除き、イタリアやオーストリアに雪はない。
 全便OSの航空券ではあったが、フォッカー100とDHC-8は、チロリアン航空の機材と乗員である(同社は現在OSのグループ会社)。なお、OSの成田-ウィーン線は、今年中に機材がB777に変わるので、同社のA340に乗るのは今回が最初で最後かも。

オーストリア航空のエアバスA340。ウィーンフィルハーモニーの特別塗装機に乗る。乗客は日本人ばかり。ウィーン行きということで楽器を持った人も多かった。
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Yクラスの機内食。ガトーショコラ!が出た。これは嬉しい、美味しい!
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地上の景色を見ては、すぐにシート装着の個人用モニターで現在地を確認し続ける私であった。画面が反射しないように、斜めから撮るのがコツです!
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フォッカー100特有の楕円形窓。もう製造してない飛行機なので、貴重。夕方に離陸し夜間飛行となったため、空港で機体の外観を撮影するチャンスはなかった。
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チロリアン航空(Austrian Arrows)が運航するDHC-8-400。フィレンツェはコミューター空港で、小型機しか発着しない。ボローニャに一旦着陸し、さらに客を乗せてウィーンへ。
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