ウチくる!? ライターの書庫
ライターとは、日本語に訳せば「作家」です。
でも私は小説家ではないので、強いて言えばノンフィクション作家なのでしょうか? ま、よくわからないんで、これからもライターとかジャーナリストと称するつもりです。
原稿書きに必要な資料は、部屋1個分あります。坪田所蔵・・・みたいな感じで。
1つの部屋に、本棚が22個とキャビネットが2列。
細い通路を設けてすべての棚にアクセスできるよう設置し、図書館状態です。6畳間とはいえ、かなり収容できるもんですよ。本棚は高さ180cmですが、その上も部屋の天井まで物を積み上げられますからね。資料はジャンル別に分けて収めています。
毎月10~30冊の本が増えていきます。まだ部屋に入りますが、限界は近いかも・・・。カタログやニュースリリースなどの資料は、ときどき処分して、なんとか今後も部屋1個に収めるつもりです。あんまり増えすぎても、整理や引越し、掃除が大変だから。
書籍に加え、少し前までは、年月を重ねるごとに膨大な数の写真(プリントやスライド)が増えていくだろうと予想してました。しかし、こちらはデジタル化が進んでしまったので、キャビネットの数がこれ以上増えることはなさそう。
実は、原稿を書くのに、こうした資料は以前ほど必要なくなりました。
もう15年この仕事をやっているので、頭の中にかなりの資料がインプットされていることもありますが(笑)。
いえ、インターネットが使える環境にいれば、過去の出来事の日時や概要を調べるくらいなら、ググれば(Google)十分なわけです。だいぶ楽になりましたよ。手持ちの資料より、ネットのほうが情報が新しいことも多いですからね。
以前は、常にこうした膨大な資料と隣り合わせで仕事をしていましたが、現在は「資料室のみ」の別宅を設けて保管しています。必要なときに資料を取りに行き、自分のオフィスへ持って帰って仕事をします。さらに必要なページをコピーして持ち歩けば、ホテルなどの外出先でも原稿が書けます。資料を使い終えたら、本棚に返却!します。
作家といえば、蔵書の数を競っていた時代もありました(故司馬遼太郎氏や立花隆氏の蔵書数は有名)。
21世紀型のライターは、まったく違いますね。ググれるかどうか、それがすべて。
私の場合は、自分で取材をして得たオリジナルの情報があって、それに加えて世界的な情報、最新情報をネットで調べて、書籍など既存の資料で情報を補う、そんな感じです。
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