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2007年5月

2007/05/31

NBCの本

Nbc001

サイエンスライター坪田敦史として執筆した出版案内です。

本のタイトルは
『NBCテロ対応部隊の装備と戦略』
本日発売(5/31)、イカロス出版から。

隔月刊「Jレスキュー」の別冊です。この本の中で、私は巻末の
「NBC兵器辞典~核兵器・生物兵器・化学兵器の基礎知識」
という記事を15ページにわたって書いています。

こうした恐ろしい兵器が好きなわけではありません。しかしながら、日本は世界唯一の核兵器被爆国で、世界唯一の化学兵器テロ被害国(そう、サリン事件)です。決して、他人事ではないんですね。

そうしたテロから身を守るためには、まず知識が必要です。
私の記事では、NBC兵器にはどんなものがあるのか、分かりやすく解説してあります(化学式や物理法則は一切使っていません)。

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【出版社による内容紹介】
◎核兵器(Nuclear)、生物兵器(Biological)、化学兵器(Chemical)を用いた身近な脅威『NBCテロ』は戦場ではなく、日常の市民生活で起きる。世界を震撼させたサリン事件を経験したわが国でも、国を挙げてNBCテロ対応の拡充が急がれている。本書は、専門部隊から救急・災害医療まで、NBCテロ対応部隊の装備と戦略について解説する
アマゾンでも購入できます。

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2007/05/19

高級自家用機で名古屋へ

飛行廃人の坪田敦史です。日帰りで名古屋に行ってきた。

普通の人が見たら、単に自家用の軽飛行機と思うかもしれないけど、9人乗りで、非常に大きくてゴージャスな機体。エンジンもターボプロップなので、航空会社で使っているプロペラ旅客機の小型版という感じ。

東京の調布空港から離陸し、名古屋空港へ(セントレアではなく、もともとの名古屋空港)。片道1時間のフライト。
行きは、山梨から岐阜の山を越えて名古屋へ。高度18,500フィート、対地速度270ノット。
帰りは浜松から太平洋の海岸線沿いに飛んで大島から神奈川、調布へ。このときは計器飛行で高度23,000フィート(約7,000m)、対地速度330ノット(約590km/h)で飛行。なみのプロペラ旅客機よりも速い高速性能を発揮。55分で調布に着。

プロペラがでかい。今回はパイロットのSHさんのご好意により実現したパイパー・シャイアン(Piper Cheyenne 400LS/PA-42/JA8853)のチャーターフライト。私には無理だけど、自家用の操縦資格で飛ばすことができる。運航費はものすごく高いが!
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巡航中。革張りシートがゴージャス。当然、機内は与圧されている。
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コクピット。正面の2個は電子計器。中央下の2本のパワーレバーが若干ずれてるけど、推力は左右同じに保っている。
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名古屋空港の場周を1,000フィートで旋回すると、高さ160mの高層ビルをかすめる。手が届きそうな迫力!
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名古屋空港のランウェイ16に最終進入中。
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2007/05/11

那覇滞在時間 12時間

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ライターの坪田敦史です。
GWは風邪引き君になって倒れていました。やっと快復してきたところ。
自分の仕事は替わりがいないので、休めばそれだけ原稿が貯まっていき、締め切りに追われるハメになる。大変...。

先月末、仕事で那覇に行ってきた。一泊だったが、沖縄滞在時間なんと12時間。
遊びも兼ねれば最高なのだけど、そんな余裕もなく。深夜に到着して、翌日の昼には飛行機に飛び乗って帰ってくる。

羽田からは通常2時間半くらいの距離だけど、帰りは強い追い風で、1時間50分くらいで到着。

那覇空港の滑走路を北向きに離陸すると、直後、急に「ヒュイーン」とエンジンパワーを弱める音がする。一瞬ビビる。そして右旋回しながら海上1000フィート(約330m)の低空飛行を2分間くらい楽しめる。知ってたかな? 窓からの景色は結構、迫力あり。普通の空港なら、離陸後、豪快に上昇していくはず。これは、嘉手納基地の進入経路に入らないようにするための措置。

取材はできたけど、天気がドン曇りだったので、あまりいい写真がないな。

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