LCC(格安航空)ピーチに搭乗
航空ジャーナリスト坪田敦史です。
日本初の本格的LCC(格安航空会社)として注目されているPeachに乗ってきました。
私の印象としては、「良い」です。
安く旅ができるのはいいことですし、既存の航空会社のサービスと比べて「安かろう、悪かろう」と評価するのではなく、新しい発想の業態だと考えれば、日本の航空業界、旅行業界にとってプラス面が多いと思います。
ユニークなことが結構ありましたので、フォトリポートな感じで搭乗記を。
評判もいいようです。
↓新千歳空港の1番ゲート。一番端っこで、AIR DOなども昔はよく割り当てられたスポット。
バスでなく、PBB(ボーディングブリッジ)を使用しているので便利。
↓「狭い」と言われるシートピッチ。最近はどこの航空会社もエコノミーは狭いので、こんなもんじゃないかな。飛行機が新しいので機内はピカピカ。
↓機内販売。「特製ピーチデニッシュ」が人気とか。ただ上手に食べないとポロポロ落ちそう。
海外のエアラインでは、こうしたメニュー(販売)は普通です。ジュース200円はいい商売してるので、乗る前に買ったほうがベター。最終便に乗った人の話では、弁当を半額で売りさばいてたとのこと。
↓千歳→関西。
函館上空を通るルートが一般的。画面中央は夜景スポットの函館山。
↓機内販売の様子。鉄道車内の光景と思えば違和感ないが、客室乗務員の方々は、まだ少しぎこちない。ブランケットは用意してないので寒さ対策に注意。
↓関西に着くと、機体前部だけでなく、後部ドアからも降りられるのでスムーズ。後半座席の人は後ろ向きで待つとよい。
バスに乗せられ、そのまま空港のフェンス(業務車両用のゲート)を突破してしまった。そしてターミナル前のバス降車場で降ろされる。預けた手荷物も路上に放り出される(ターンテーブルはありません)。
↓関空の乗り場は、鉄道駅を降りると、空港ターミナルとはまったく逆の複合ビル(ホテル日航側)にピーチの乗り場がある。表示をよく確認して。
↓関空の複合ビルのロビーを間借りしてピーチの乗り場がある。チェックインは完全自動化。カウンターはないが、係員はいる。
新千歳空港も同様で、他の航空会社の「出発ロビー階」ではなく、1階のツアーカウンター横の端っこがピーチのチェックインになっている。JRを降りたら、まず表示を確認して進むこと。チェックイン後そのままエスカレーターを上がれば手荷物検査ゲートなので、場所を覚えれば不便は感じないと思う。
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