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2012/07/25

別冊 『V-22オスプレイ』 発売中

Ospreybook
        V-22 オスプレイ (世界の名機シリーズ) イカロス出版 刊 (1,300円)

航空ジャーナリストの坪田敦史です。

マスコミを賑わしているティルトローター機のMV-22オスプレイ。

このほどオスプレイをまとめたムック本がイカロス出版から刊行されました。
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「実際に見たオスプレイはどんな感じ?」と題して、私も本誌に記事を書いています。
私は2006年からアメリカでオスプレイを3回取材し、早くから実際に飛行する姿を見てきました。

「オスプレイとはどんな機体なのか」を知るのに色々なデータが載っているので、お薦めの一冊です。ご覧下さい。


【オートローテーションについて補足】
       (航空ジャーナリスト坪田敦史の見解)
 オスプレイでは、ヘリコプターで言うところのオートローテーションによる緊急着陸は想定していない。
 (この点は、防衛省の資料と森本大臣の発言は間違いと言わざるを得ない)
 オートローテーションをやるには「高度」あるいは「速度」に余裕があることが重要で、現実的にオスプレイが回転翼モードで離着陸するときの速度、高度では、仮にオートローテーションをやったとしても地上にたどり着くまでに機首を引き起こして速度を殺すこと(訓練ではリカバリー)ができない。
 専門家として色々説明したいことはありますが、簡潔に言えば、

・高い高度を飛行中は、固定翼モードになっているので滑空するのが吉。
・完全に回転翼モードに転換した離着陸フェイズ(低高度、低速度)で突然エンジンが両方ともフェイルになることを想定した場合、それをオートローテーションで対処しようと考えること自体に無理がある。
・コンピューター制御のティルトローター機を安全に運用するための考え方は、ヘリコプターとは別の次元のものである。オートロ機能の有無が、安全性と関連付けることに無理があるでしょう。

(追記)
・(7/25 NHKで報じられた)海兵隊大佐がいう「オートローテーション機能」とは、実用的な操作範囲を超えたもので、シミュレーターのみによって可能。現実的ではありません。

 ヘリコプターに関しての詳しくは、拙著もお読み下さい。
[Si新書]ヘリコプターの最新知識

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